KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

タンポポと茎立菜

2021年03月25日 | 俳句
天気 曇
 
郵便局へ行ったついでに、帰路は遠回りしていつも楽しんでいた散歩道を少し歩いてきた。公営住宅の庭の一画がタンポポ畑にようになっていた。これは、今まであまり気づかなかったこと。

もっと先まで行きたかったが、「郵便局へ行ってきます」と事務所へ声をかけたら、窓口に居たのが所長で、
「頻繁に外出されるので、これからは自室以外ではマスクしてくださいね、我々と同じですから」と釘を刺された。ハイ解りました、と言ったものの・・それが気持にひっかり、30分以上「遠回り」をするのは憚られてしまった。
「外出一切禁止」に較べればマスクをするくらいは、どうということはない。職員とエレベーターで一緒になると気になるので、その方がかえってこちらも安心。職員は無論全員マスク、とはいえ、全員が不織布マスクではない。絶対安心の着用をしている、と思うのは看護師と定期訪問の医療機関の人くらい。私は食事中は殆ど周りの人とは話さないし、食事の時だけ外せばがいい。でも、マスクで食堂へ来る人は職員以外居ないから、余程私が危険な行動をしている、と思われたのだろう。もしや、尾行されてる? まさか、そんな余裕は職員にない筈だけれど。
通りすがりのお宅の玄関前をこっそり撮らせてもらい、思わず振り向いてしまった。無論、誰も居なかった。

 
何だか、ささやかなスマホの写真撮影も危険行為に思えてきた。(実際には、郵便局以外は、滅多に人とすれ違うことすらない道なのに!!)
 
それはさておき、私は結構、茎立の菜が花になるのを見るのが好きだ。葉牡丹の花、なんて知らない人が居るけれど、この公園では花が咲くまで育てていてくれる。ここ、お隣の市の公園。たいていは、葉牡丹は冬の花として春になると片付けてしまうらしい。葉牡丹は、3月がいちばん綺麗なのです。


 
公園から少し谷戸の坂道を下れば桜の公園があるけれど、ちらりと見ただけで諦めた。
 
という散歩から帰ったら、看護師さんがいつもの検温に来た。
あらまあ!37℃まではいかないけれど微熱が・・バチが当たったのか、と思った。昨日から鼻がグズグズしていて、それは花粉症のせいかと思っていた。目はいつものように痒いし。施設内でも、居室以外は換気のためにかなり窓は開けているので花粉も入ってくる。
これ以上熱が上がらねば大丈夫、と思う。もっとも、花粉症もひどくなれば熱は出ることがある。大丈夫、珈琲は美味しいし、夕食の赤魚の煮つけも美味しかった。味覚嗅覚障害は抗がん剤でたっぷり体験しているので、自信がある。
 
孤独とは思はぬ独歩茎立菜  KUMI

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (小父さんK)
2021-03-25 23:28:33
今日は春らしいページになりましたね!

タンポポ畑って親しみが持てそうです。

>我々と同じですから」と釘を刺された

ありゃ!勘づかれているのかな?(笑)

>絶対安心の着用をしている、と思うのは看護師と定期訪問の医療機関の人くらい

なるほどですね~。

>無論、誰も居なかった。

はっはっは
なんだか悪戯っ子みたいですね。

写真は葉牡丹の花なんですね?

>ちらりと見ただけで諦めた。

残念ですね。

>珈琲は美味しいし、夕食の赤魚の煮つけも美味しかった。味覚嗅覚障害は抗がん剤でたっぷり体験している

バチは当たってなさそうですね。
良かった良かった。

有難うございました。
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マスク (ふきのとう)
2021-03-26 07:52:58
僅かな時間でしたが外に出ることが出来て良かった。食堂に入るのにマスク無とは意外でした。マスクはテーブルについてから外すものだとばかり思っていました。肢体に支障が無いですもの「頻繁」などと言われても...
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小父さん、本当にコロナ疲れ (KUMI)
2021-03-26 16:15:35
外出禁止は解けても、本当の自由はいつになるのでしょう?
居宅での暮らしの高齢者も、同じ思いでしょうね。
ワクチンも、だんだん効き目が怪しくなりました。

葉牡丹の花=菜の花の一種です。アブタナ科の菜っ葉なら花は皆「菜の花」
葉牡丹は花が咲かない、と思っていたという人にびっくりでした。
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ふきのとうさん、館内はマスクなし、です (KUMI)
2021-03-26 16:20:44
施設内、居住者は全員、原則マスクなし、です。私は今回は例外です。何故かと言えば、認知症の人や右手・左手の動かない人も居て、マスクを徹底するために1人に1人の介護士が一日中貼りつかなくては・・そういう人が三分の一くらいは居ますので。建物への出入りも、許可なく開けてくれません。
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