晴 一時曇
写真の千日紅は4年前のもの。ここへ入る前の今頃は、まだ公園へカメラを持っての散歩に行っていたのだ。多分、コロナに脅えなくて済む広い公園へ行き、ほっと出来ていたのだろう。でも、このころからだんだんに体力減少して、視線を下に向けての「作業」がきつくなっていた。大好きな胡瓜の塩揉み用薄切りが、「命がけ」になってきたころだった。包丁持ったまま、目眩で倒れそうになったりして、コロナの恐怖もあり、独居生活がだんだん辛くなってくる時期だった。
しかし・・考えると、たった4年前のことだ。昨日はまた、4日前とは別の検査で通院、それさえとても1人で行く元気はない。新しい箇所の検査のことは省略する。病気のデパートの品数が増えたって、もう驚かない。
通院の往復はバスに乗れば何とかなるが、広い病院内を移動するのは結構気力体力を使う。でも、昨日同行してくれた昔の職場の後輩、何度も世話になっているものの、考えたらいつ迄も若い訳ではない。昔は「若いから元気ね」と思っていたけれど・・私がもう少し元気になれればいい訳で。と思い、ここへ入所する前の今頃の自分を見たくなったのだ。
でも、4年前の自分を振り返って愕然とした。
ここへ入ったときは、2,3年という余命宣告だったが、新薬のおかげでそれを越えて生きている。が、やはり「今の状態の自分」の存在は4年後にはあり得ない、と思った。この4年間、徐々に徐々に弱ってきた。この先は?
などと考えることはあるけれど、案外と普通の気分で暮らしている。
「不安を除く精神安定剤が必要だったら、漢方の薬もあるし、先生に頼んでみます?」と、看護師が。え?夜はよく眠れるし、心臓の薬やら胃腸・高血圧・・もう薬はうんざりするほど飲んでいるので、必要ございません。
4年前の梅雨夕焼け。
コロナ禍のどんどん広がる頃で、夕焼けが不気味な色に見えて仕方ない年だった。最近は、こんな見事な夕焼けは見たことがない。
あっと言う間に猛暑列島となってしまい、梅雨前線はどこへやら。連日の熱中症アラート、都心だけではなく昨夜はこのあたりも熱帯夜だったようだ。いくらなんでも、まだ7月初旬ですよ。
雨上がり千日紅の光り出す KUMI
4年前のページの記事と私のコメント他を覗いてみました(汗)
ああ、やはり都知事選とコロナ対策の最中だったんですね(笑)
千日紅って雑草ではないんですね。
画像だけ見ると、近くの池のまわりにたくさん咲いている花に似ていますが、種々の園芸方法も出ているので別物かな?と思いました。
>包丁持ったまま、目眩で倒れそうになったりして、コロナの恐怖もあり・・・
そうでしたか。
私の軽度の目眩も困ったものですが、「胡瓜の・・・薄切りが、「命がけ」 になっては大変です。
>考えると、たった4年前のことだ。
私も体力の落ちを感じますが、私より3つ上で「ぶらり歩こう会」を一緒に運営した知人は、それまで、朝一万歩、夕方一万歩あるいていた「鉄人」でしたが、いま自分でも分からないが、1日五千歩以上は歩けなくなったと情け無さそうに語っていました。
>病気のデパートの品数が増えたって、もう驚かない。
年齢を重ねるってそういうことなんでしょうね。
私も10年くらい前、六甲山にフーフー言いながら登っていた時、80歳前後の男性が飛び跳ねるように追い越していくのを見て、まるで仙人みたいだと感じたものですが、私は仙人には成れませんでしたね(笑)
あ~あ、プールにもそんな人が居て私に泳ぎを必死で指導してくれいました、国体の選手だったとか。
今の私は、プールでもフーフー言っています。
>・・・広い病院内を移動するのは結構気力体力を使う。
福岡の姉も検査、検査で大学病院では、移動だけでも大変だと言ってました。
現在毎週月曜日に通っています。
>・・・ここへ入所する前の今頃の自分を見たくなったのだ。
先程、そんなご様子のブログを斜め読みさせていただいていました。
>ここへ入ったときは、2,3年という余命宣告だったが、・・・
あれ、そうでしたか!
いつもブログを拝見しているかぎり、体はご不自由でも、文面からはそのようなことはとても考えられませんです。
>え?夜はよく眠れるし・・・もう薬はうんざりするほど飲んでいるので、必要ございません。
はっはっは、私も、目薬と目眩の薬がなくなったと喜んでいましたが、また目眩薬を三種類飲み始めてがっかりしています(笑)
本当に梅雨が熱中症アラートになってしまって、どちらもいやなものです。
また、好きなことばかり書かせていただきまして、すみません。
「雨上がり千日紅の光り出す KUMI」
すがすがしい光景が目に浮かびます。
有難うございました。
私の行く病院はその逆ですので、楽な筈ですが・・
お姉さまは一人で行かれるなら、まだまだお元気です。
私の「余命」の話は、身内にもかなり後で話しました、夫はがん発病から1年持たなかったので。
その夫の一周忌前ですので、とても話せることではなくて。
身内へも「生存証明」のつもりのブログにはそう簡単に書きませんでした。
元気さ、は古稀を過ぎたら年齢ではない、とつくづく思わされました。
ここでは、90歳以上の人が半数以上ですが、男性は100歳の人がいちばん元気です(笑)
小父さんはまだまだ普通に歩き、プールにも通えて、年齢からしたらお元気なのでは?
歩けることと、足が丈夫な高齢者は別物のようです。
私は同じ年代の人と比べたら、最悪に弱っている方だと思います。
何しろ、外を普通のスピードで歩けないのですから。
でも、車椅子にならないよう、転倒しないよう、足腰の運動は欠かしません。
YouTubeには「高齢者のためのストレッチ」がたくさん載っています。
今日みたいな熱中症で倒れそうな日は、椅子に座ったままで出来る脚の運動、もあります。