回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

Past The Point of No Return

2014年10月21日 23時23分18秒 | 日記

1980年代初めにロンドンに赴任した時に見たTVで童顔の音楽家が持っている音楽番組があった。その軽妙な語り口と即興の音楽のセンスの良さに感心していたが、それがまだ30代半ばのアンドリュー・ロイド・ウエッバーだった。その後の音楽、とりわけミュージカルの世界における彼の活躍についてはここで改めて説明するまでもない。現代のモーツアルトとも言われるアンドリューで、ヒット作は数えきれないほどだが、その一つはやはり「オペラ座の怪人」だろう。英語ということで、ヴェルディやモーツァルトのオペラのような言葉の壁はない。イタリア語かドイツ語のオペラと違って、英語のまま理解できるのはうれしい。

「オペラ座の怪人」でいえば、後半に繰り返しでてくるフレーズがPast The Point of No Return。 戻れない一線を越えてしまったという切羽詰まった表現がこの複雑な悲恋を象徴していて胸に迫ってくる。

 

http://www.youtube.com/watch?v=xeNnSm4uzGA

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