ミーシャのひとりごと

数あるブログの中 訪問してくれてありがとう。
蒜山高原や大山などの風景写真を撮りながら
田舎暮らしを楽しんでいます。

* 続き・・・金刀比羅宮 *

2009-11-22 19:01:48 | 神社・仏閣

前回からの続きです。


石段785 登った所にある金刀比羅宮の本宮は
海抜251mの所にあるそうです。



 





本宮の御祭神は、大物主神と崇徳天皇で、
農業・殖産・医薬・海上守護の神として古来からの御神徳を仰がれています。
本宮社殿の本殿・幣殿・拝殿はすべて清素を主とし、
檜材が用いられ、檜皮葺の大社関棟造だそうです。




本宮の向かって左にあるのは直所で、本宮詰員の控所だそうです。
 





本宮から南渡殿という長い廊下が南に渡っています。




 

本宮本殿の南垣越しに見える南側壁板の蒔絵






各地から祈願奉納された無数の絵馬が掲げられています。
金刀比羅宮は航海安全祈願 の信仰を集めていることから、
特に船の絵馬が多くみられるようです。



 

本宮の北東側は人工の高台が広がり、展望台になっていました。






横から眺めると清水の舞台のようで、
ここからの眺めは絶景 でした。
左側遠方に見える三角山は讃岐富士だそうです。



 

参拝を終えて約3分の一程下った所に、玉垣と石畳の広場ありました。
事前ガイドによると、
ここに「神椿」というカフェ・レストラン があります。

 


登りの時は あえて素通りしましたが、喉も渇いたことだし
「銀座資生堂パーラーのテイストを・・・」ちょっと気になって寄ってみました。

銀座資生堂パーラーと言えば、
「学生時代によく行って フルーツポンチを食べたものだ・・・」と、
子供の頃、父から幾度か自慢話を聞かされたことがあります。
父の学生時代というのは、むろん戦前の話ですが
アルコールの飲めない父は 今でも大の甘党で、
フルーツポンチやチョコレートパフェ、ケーキ 等はもちろん
餡物の和菓子でも何でもござれです。

話が逸れましたが
その場所は地下にあり、降りてみて驚きでした。
それまで目にして来た古式ゆかしい建物から、
あまりにもかけ離れた近代的空間ではありませんか。
飾り気のない無機質な感じが、返って対照的で面白いのかも知れませんが、
その時の私達には気が進まず 出てしまいました。

     

ほぼ下に降りて  沢山の石灯籠を眺めながら歩いていると、
鮮やかな紅葉が目に入ってきました。

晩秋になり、早々と葉を落としている桜並木の中で、目をひくモミジ
思いは同じなのか、歩きながらシャッター を切っている人もチラホラ。

沢山の土産物屋を覗きながらの 今日の参拝はとても楽しかったです!!

私の大雑把で下手な説明よりも 判りやすいガイドがありました。
よろしかったらご覧下さい。
http://www.konpira.or.jp/about/map/guide/index.html 




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* こんぴら狗 *

2009-11-22 11:03:51 | 神社・仏閣

Web を見ていたら
可愛いぃ~ 目に鮮やかな黄色のパッケージが出て、
” 幸福の黄色いお守り ”
健康と幸せを祈る鬱金色の肌守り・・・とあるではありませんか。
おまけに可愛いワンちゃん  ”こんぴら狗 ”と言うそうです。
こういう物を見ると つい欲しくなってしまう私です。



 
  

考えてみると、こんぴらさん・・って
小学校の修学旅行に行って以来、お参りしたことがありません。
こんなに近くにあるのに なぜ思いつかなかったのかしら。
夫に聞いてみると 同じ答えが返ってきました。
じゃ~行ってみよう~~
こんぴら狗の御利益も頂きたいし・・・と 言うことで
朝になって急に思いつき (いつものパターンだけれど) 
昨日出かけて来ました。




瀬戸内海を隔てた向こうの香川県で、1時間半で到着してしまいました。
同じ県内に在住していても実家へは
片道2時間の距離・・・・ふむ~○×△◎・・・。

目的地に到着すると、
あちらでも こちらでも 各店のパーキング係のおじさん達が手招きを。
「参道近くに当店の駐車場があるので、
そちらへ駐車されると参道までが近いですよ!」と 地図付パンフレットをくれました。
さすがに日本有数の観光地は違うなぁ~・・・と、有り難く駐車して車から降りると、
「 千円頂きます!!」・・・今のご時世  当たり前かと。。。

お参りを済ませて戻って来た頃には、お昼も過ぎていて、
ついでに ここで ” 讃岐うどん ”を食べることに




香川と言えば、讃岐うどんが代名詞。


  
 

レジで精算済ませると、
あら~まぁ! お土産にと
生の讃岐うどん2人前を頂きました!! 
何だか 徳をした気分になりました~~♪
実は 駐車料金に食事か、お土産物の買い物をしたら
このプレゼントが付いていた様です。
さすがに商売上手ですね。 
帰るときに 良い気分にさせるなんてねぇ~
リピーター確保の秘作かもね。


さて 目的のお参りを
参道の階段は 御本宮まで785段あるそうです。




年配の方が、御駕籠に乗ってお参りしておられました。
階段は足、腰にかなりの負担がかかりますからね。

と、言うことで  本題の「こんぴら狗」の話です。
江戸時代には 金比羅参拝することは大変だったようで、
当人に代わって旅慣れた代理の人が参拝する「代参」もあったそうです。

この代参は人だけではなく、
飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などの入った「こんぴら参り」の袋を
首にかけた犬が、旅人から旅人へ連れられて、目的地へたどり着いたのです。
この「こんぴら参り」の務めを立派に果たした犬を
「こんぴら狗」と呼ばれたそうです。

↓の写真の「こんぴら狗」銅像は、365段目の大門か?
431段の桜馬場西詰銅鳥居の辺りだったか、はっきり記憶していませんが、
可愛らしくて、参拝客の写真スポットになっていました。
参拝客に頭をなでなでしてもらって 光っていました。

  

右の写真は、飼い主さんを引っ張って参拝しての帰りかな?





 






 
銅の鳥居にぶら下げられた
黄色い「しあわせさん こんぴらさん」は何かしら?
ちょっと 目立ちすぎのようだけど。。。
こんぴらさんのPRかな? 








御本宮迄の石段途中に、お百度参りの石碑がありました。
木札が四方に取り付けられていましたが
お参り何度目かの目印にでもしていたのでしようか?


長くなるので続きは次回にします。




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