こんにちは~♪
夫が また行きたいと言っていた天橋立!!
今回は 元伊勢籠神社の参拝と
天橋立を前回のビューランド側からの眺めの ” 飛龍観” ではなく
反対側、傘松公園側からの "昇龍観" を眺めてみたいと
酷暑の続く蒸し暑さを覚悟で行って来ました~~
夜明け前の薄暗いなか
いつもの走り慣れた山陰海岸ジオパークロードを
東へ向けて ひた走り
途中
思いで多い穴見海岸(兵庫県新温泉町)で小休止
但馬いさり火ラインを豊岡から京丹後を経て天橋立へ。
片道207㎞を2回休憩し
3時間半で目的地 元伊勢籠神社の駐車場へ到着。
元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)は
伊勢神宮に奉られる天照大神、豊受大神が
この地から伊勢に移されたという故事から 元伊勢と呼ばれる古社。
奈良時代に丹後の国の一の宮となり
平安時代の「延喜式」に名神大社となって
山陰道唯一の大社であり
最高の社格と由緒を誇っています。
説明によれば
本殿は伊勢神宮と同様の神明造りで
神社建築最古の様式。
本殿正面には
伊勢神宮と籠神社にしか祀ることが許されていない
五色(青、黄、赤、白、黒)の座玉(すえたま)が輝いています。
神門からの境内は撮影禁止でした
神門手前の石造狛犬
鎌倉時代に作られたもので 国の指定重要文化財
頭が小さく胴と足が大きいのが特徴。
狛犬の前脚に残されている刀傷は
伝説によると、この狛犬には作者の魂が宿り
夜中に動き出して通行人を驚かせていたそうで
豪傑・岩見重太郎が待ち伏せをして一太刀浴びせたところ
暴れることがなくなったそうです。
それ以来
霊験あらたかな「魔除けの狛犬」として伝えられています。
亀池には亀が12匹ほどいました
元伊勢籠神社を出て 北東方向に歩き眞名井神社へ。
眞名井神社は籠神社・奥宮で
縄文時代から祀られ続ける磐座や神明造りの本殿があります。
真名井神社は別名を久志濱宮(くしはまのみや)といい、
”くし” とは 不思議なパワーの源という意味だそうで
3,000年以上も前から続く日本最古のパワースポットだそうです。
こちらも撮影禁止でした。
境内にはご霊水である「天の真名井の水」が湧き出ています。
「真名井」とは水に付けられる名前では最高の敬称だそうで
社伝によれば
三代目祖神・天村雲命(あめのむらくものみこと)が高天原(神様の世界)に行き
神々が使う水を黄金の鉢に入れて持ち帰ってきて伝えたとされています。
神様の世界の水だから ”天の” 真名井の水 なのだそう。
余談ですが
この水のご利益にあやかった人が多数存在していて
ミスタージャイアンツの長嶋茂雄監督夫人が生前に最下位に苦しんだ巨人の成績を案じて
この「天の真名井の水」を汲みに来られ、そのお陰か 巨人は翌年見事優勝を果たしたそうです。
またこの「天の真名井の水」は縁結びにも徳があるとされ
棋士の羽生善治さんと畠田理恵さんや、最近では俳優及川光博さんとの結婚前に壇れいさんが来られ、
この「天の真名井の水」のご利益にあやかったそうですよ~♪♪
元伊勢籠神社と眞名井神社に参拝し
御札と御朱印を頂いて神社を後に。
境内 横を出て
リフトやケーブルカー乗り場のある府中駅へ向けて散策。
まだ 9時を過ぎたばかりで 通りのお店は まだ開いていません。
暑くて もう汗びっしょり!!
冷たい物でも口に入れたかったのに・・・
パンフにも載っていた「つるや食堂」
少し歩いてケーブルカー乗り場の府中駅に到着
傘松くんがお出迎え!!
高所恐怖症の夫に合わせて
リフトに乗らず、ケーブルカーで
4分ほどで 傘松公園展望所へ到着
傘松公園は 成相山中腹にある公園で
天橋立を北側から一望できる展望所
夏空に青い海と天橋立!!
素晴らしい眺めでした~~♪
が、私は飛龍観の方が好きかも。。。
ここからの眺めは
天橋立が昇り龍のように見えることから「昇龍観」と呼ばれています。
向こうのビューランド側からの眺めは「飛龍観」と呼ばれます。
天橋立を股の間からのぞくと
天地が逆転したように見える「股のぞき」発祥の地としても有名。
ステージ正面には
カラフルな和傘がディスプレーされていて
傘 松公園に和 傘 だね~
長くなるので 次回に続きます。。。