goo blog サービス終了のお知らせ 

少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

マスコタンク

2005-02-04 22:59:57 | 写真
やっぱり金属製の現像タンクの方がいいだろうということでマスコタンクを買ってきた。

クラッセは露出の調整がマニュアルでは出来ないので、とりあえずはプラスチックのタンクをそのまま使うことにして、ブローニー用のものを購入した。

横を見るとLPLとか他社の安いものがあったが、やはり長く使うならいいものをと思い、純正マスコタンクにした。でも13500円は高いね。

とりあえずマニュアルを通読。ちょっとフィルムの巻き取りに慣れがいりそうだ。マニュアルはちょうど6x6判のネガのように四角い小冊子だが、なんかずいぶんこだわりを感じさせる。アンセルアダムスの本ともなんとなく共通する。とにかく一定の条件で、きちんと処理をする。当たり前のことだが、それがしつこくしつこく書かれている。結局なんでも、最後は基本に忠実ということだろう。

今日はくたびれたので、現像はまた明日。

取材旅行

2005-02-04 00:43:15 | 写真
というほどでもないのだが、今日は小田原まで新幹線で行って、それから梅の花を2箇所ほど見た後、足柄峠へまわり、最後になんとか滝(うーん、名前忘れちゃった。金太郎さんの生まれた場所のすぐそば)を見た後、一杯ご馳走になってたった今帰ってきた。

富士山をまじかに眺めつつ梅の花やみかんの実とリバーサルフィルム4本はあっという間になくなってしまった。でも、景色になんだか飲まれてしまって、今ひとつ露出や構図がしっくりこないままシャッターをバカバカきってしまった感じである。

ミカンの写真をとろうと道を歩いていたら、軽トラックにのった老夫婦(たぶん)に呼び止められ、喉が渇いただろうからミカンをやるといきなり荷台を指差されたのには驚いた。それではと3個ほどいただくと、もっと持って行けとたたみかけられた。それほど貧乏そうに見えたかどうかはさだかではないが、なんだかとってもうれしい気分になった。お礼にと車の窓越しにお二人の写真をとった。もちろん、写真を差し上げるすべもないのだけれど。気持ち、気持ち。

最後に行った滝は、ここ数日の寒さのためにいたるところ氷柱だらけで、なんとも神秘的な雰囲気が当たり一面に漂っていた。ここはシャッタースピードを0.5から1秒くらいにして水の流れを感じさせるような写真にならないかと何枚かチャレンジした。でも、やっぱり景色におされて、焦ってしまった感は否めない。

まささんに勧められた白黒現像実験用に2本のTRIX400を同じ景色にむけてバシバシと撮った。折角なんで、露出を各コマごとに1段ずつ変えてみた。会社で実験するときはこのくらいの無駄遣いはなんともないが、自前のフィルムで2本連射はなかなか勇気のいることだった。週末に現像してみよう。