以前から知っていたといえば知っていたのだが、ポジフィルムとモノクロネガフィルムのラチチュード(諧調)の差が載ったグラフを見た。
ポジはラチチュードがせまい。確かに写真に撮った時、ちょっと陰になったところがすぐつぶれてしまう。ちょっとオーバーすると白トビしてしまう。とにかく露出が微妙だ。色はもちろん鮮やかなのだけれど、その光の濃淡に対しては実に淡白なのだ。あっさりしている。それがポジフィルムの特性だ。
それに比べてモノクロというかネガはラチチュードが豊かだ。だから多少の露出ミスも、焼付けの条件でごまかせる。それなりの写真になる。
でも、そこでハタと思い至った。モノクロ写真をモノクロ写真として、そのアドバンテージを生かすとすればラチチュードを一杯に使うことが必須だということを。だって、それがポジに打ち勝つための武器なのだから。いや、まあ別にリバーサルとタメをはっても仕方はないのだけれど。とにかくラチチュードが広いから、多少の露出ミスは平気と思ってはいけない。わずかな露出ミスが、その武器を全くだめにしてしまうのだから。ここは真剣勝負しなければいけない。
ラチチュードを一杯に使っていないモノクロ写真ほどかわいそうなものはない。色もついていなければ諧調もろくにないでは、仕方がない。なるほど、そういうことだったのか。
いや、知っていたといえば知っていたんだけどね。でも、そういうことってあるよね。腑に落ちるっていゆうか、そういうのって。
ポジはラチチュードがせまい。確かに写真に撮った時、ちょっと陰になったところがすぐつぶれてしまう。ちょっとオーバーすると白トビしてしまう。とにかく露出が微妙だ。色はもちろん鮮やかなのだけれど、その光の濃淡に対しては実に淡白なのだ。あっさりしている。それがポジフィルムの特性だ。
それに比べてモノクロというかネガはラチチュードが豊かだ。だから多少の露出ミスも、焼付けの条件でごまかせる。それなりの写真になる。
でも、そこでハタと思い至った。モノクロ写真をモノクロ写真として、そのアドバンテージを生かすとすればラチチュードを一杯に使うことが必須だということを。だって、それがポジに打ち勝つための武器なのだから。いや、まあ別にリバーサルとタメをはっても仕方はないのだけれど。とにかくラチチュードが広いから、多少の露出ミスは平気と思ってはいけない。わずかな露出ミスが、その武器を全くだめにしてしまうのだから。ここは真剣勝負しなければいけない。
ラチチュードを一杯に使っていないモノクロ写真ほどかわいそうなものはない。色もついていなければ諧調もろくにないでは、仕方がない。なるほど、そういうことだったのか。
いや、知っていたといえば知っていたんだけどね。でも、そういうことってあるよね。腑に落ちるっていゆうか、そういうのって。