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北朝鮮、粛清に迫撃砲まで使用!?

2012年03月23日 07時47分07秒 | ニュース
 北朝鮮の事情に詳しい消息筋が21日語ったところによると、昨年末に金正日(キム・ジョンイル)総書記が急死した後、金正恩(キム・ジョンウン)氏が権力を掌握する中、北朝鮮軍部で前代未聞の「粛清旋風」が巻き起こっており、処刑も大砲を使用するなど残忍なものになっているという。


 この消息筋は「金総書記に対する追悼期間が終了し、正恩氏が朝鮮人民軍最高司令官に就任した昨年12月30日以降、北朝鮮で連日のように将官たちの消息が途絶える事態がしばらく続いた。先月以降に相次いで寄せられた情報を整理したところ、粛清された将官は2桁に上ることが分かった」と語った。これは「将軍様(金総書記)の追悼期間中にでたらめなことをしたやつらを全員抹殺せよ」という正恩氏の指示に基づくものだ、とこの消息筋は指摘した。


 とりわけ、金総書記の追悼期間中に酒を飲んだとして摘発された人民武力部(省に相当)副部長の場合、当初は公開銃殺されたと伝えられていたが、実際には「髪の毛1本すらも痕跡を残さぬように」という正恩氏の指示に基づき、人々が見ている前で迫撃砲を使用し処刑した。遺体の痕跡を見つけるのも困難なほど、むごたらしい処刑が行われた」と前出の消息筋は話した。処刑する人物を立たせた場所に砲弾を着弾させたというわけだ。


 こうして粛清された将官の中には、第一線の軍団長も含まれているという。北朝鮮に詳しい消息筋は「咸鏡北道清津市に駐屯する第9軍団の司令官は、金総書記の追悼期間中にセクハラ行為を行ったとして処刑されたとの情報がある」と語った。


 金総書記も1998年に政権を掌握した後「全国に銃声をとどろかせよ」と指示し、軽犯罪者までも処刑したことがある。


 だが、正恩氏のやり方は、当時に比べてもはるかに暴力的な手段を用いているとみられる。対北朝鮮関係に詳しい消息筋は「期待に反する軍部の忠誠心が、20代後半の正恩氏の『年齢コンプレックス』を刺激したのではないかとみられる。正恩氏の側近中の側近である金正覚(キム・ジョンガク)朝鮮人民軍総政治局第1副局長が、このような「特段の措置」を提案した可能性が高い」と語った。
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