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福岡県人口は510万2871人 九州7県で唯一の増加 [福岡県]

2016年02月27日 08時10分30秒 | 社会福祉
 総務省が26日公表した国勢調査速報値(2015年10月1日現在)で、福岡県の人口は510万2871人となり、10年の前回調査から3万903人増えた(0・61%増)。都道府県別で人口増は8都県にとどまり、九州7県では福岡だけ。また、人口増加率で新宮町は全国トップの22・93%に達した。

 県人口は402万7416人(確定数)だった1970年以降、一貫して増加。ただし増加率は05年に0・68%と初めて1%を割り込み、10年0・44%と鈍化傾向にある。今回の調査では県内60市町村の7割を超える44市町村で人口が減っており、九州各地から流入が続く福岡市を中心とする福岡都市圏との二極化が浮き彫りとなっている。

 県内で人口増加数が最も多いのは福岡市の7万4767人増。人口は153万8510人となり、全国の市では5位。北九州市は1万5031人減り、人口減少数は全国ワースト。新宮町は前回調査から5660人増えた。県内で人口減少率が最も高いのは東峰村の10・61%減。

 一方、住民基本台帳に基づく総務省の人口動態調査(昨年1月1日現在、7月発表)では、県人口(日本人)は71年以来、44年ぶりに減少に転じるなど「人口減時代を見据えた対策の強化が不可欠」(県幹部)。首都圏からの移住や定住を促すため新年度、都内に相談窓口を開設するほか、子育てや就職などの支援を通して、出生率上昇や首都圏への人材流出の阻止につなげたい考えだ。

=2016/02/26 西日本新聞=

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