この巣箱は今春ヤマガラが産卵中にスズメに襲われ放棄した巣箱。
割られたヤマガラの卵は取りだし、その他の材料はそのままにしておいたところ5月下旬よりシジュウカラがこの巣箱を選び営巣することになった。
巣箱のチェックは♂♀でおこなうが♀の方が圧倒的に念入りに行う。
上の二枚は♂。下が♀であるが本来なら雌雄同色のシジュウカラの見分けは困難なところ、この番にはとても分かりやすい特徴があったのは幸運であった。
♂は首回りのネクタイ模様が繋がっているのに対し♀は切れている。
これで雌雄の識別が遠目にも出来ることはとても幸せなことだ。
見比べてください。
堂々としている雌に対してとても緊張している雄の様子がうかがえませんか。
選ばれる側って本当に大変ですよね。
この巣箱、雌に気に入ってもらえるのかとても緊張しているように思えます。
どうやら雌もこの巣箱が気に入ったようでここで産卵、子育てをすることにした。
そして6/1にいよいよ巣籠もりを始めた。
本日6/6も順調に卵を温めているように見えますがこれからは天敵、蛇の来襲に要注意。
今月末まで大家としては緊張の日々が続く。
卵を温めるのは雌のみで雄はほとんど顔を見せない。