ひなたぼっこ爺の写真館

 (感動の記録)

キビタキの事故

2015年10月19日 | 野鳥

 10/10、接骨院の前に動けなくなっている野鳥がいるからと連絡を受け子供が駆けつけその野鳥を保護。

飛べないので保護しているがどうしたものかと同日当方に連絡あり。

ウィークデイは仕事で面倒が見られないという理由で当方で引き取ることにした。

初めはミミズを探し食べさせると喜んで食べた。しかしいつまでもミミズ探しも大変なので市販のすり餌を試す。口元に箸で持って行くと突くようになり3日目には自分で食べるようになった。

鳥籠の中でじっとしていた鳥も日一日と元気を回復し傷ついていて開かなかった右目も開くようになるととても活発に動くようになり鳥かごから出たがるようになって足に怪我をした。

これ以上は捕まえておくのもかわいそうだと子供や孫と相談し放鳥することとした。

 孫の手から飛び立つ直前のキビタキ(♀) おそらくこの個体はキビタキ若鶏の雌であろうと思うのだが最後まで悩んだ。 放鳥後の飛び方でやはりキビタキと確信した。

このキビタキはおそらく南に移動(渡り)する途中に猛禽類などに襲われ怪我をし人家の前で動けなくなっていたのではないだろうか。保護から約1週間での放鳥であったがこの先の無事を祈るばかりである。

折角新品の鳥かごを買ったが空となった鳥かごを眺めていると何となく淋しい。

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