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2009-03-17 | 心の体験的日記
アマゾンからメール
購入した本にコメントしませんか?
とのこと
簡単にできそうだったので
やってみた
それが、この前の記事「仮想儀礼」
なるほど、
こうやってアマゾンのあの画面が作られていくわけだ
システムができてしまえば、まったく、人手をかけずに
自動的に、宣伝用の画面が充実していく
たいしたビジネスモデルだと思う

宗教は心を癒し育てる一方では、心を破壊もする

2009-03-17 | Weblog

篠田著「仮想儀礼」

環境にメスを入れるのが工学技術
心のメスを入れるのが宗教
工学技術が環境を改善する一方では、破壊もする。
宗教も心を癒し育てる一方では、心を破壊もする。
宗教の2面性を見事に描ききった好著

休息危機にある日本

2009-03-17 | 健康・スポーツ心理学
休息危機にある日本

●休息下手になった日本人
「休息」とは文字通り、休むこと、からだを休めることです。
休息には小・中・大の3つがあります。小は分単位の休みで5~10 分くらい、中は時間単位で昼休みくらい、大は日単位の休みをいいます。
日本はいま休息危機です。休まない/休めないだけでなく、休み方の質が悪く、著しく下手になっています。

●心の休息をとる
大事なのは、まずは、疲れたという自覚です。とりわけ、心の疲れの自覚です。自分の心を監視するもう一つの心が必要となります。
疲れを自覚できたとして、いずれにしても、疲れたときに質のよい休息できる道具と工夫が必要です。
道具としては、コーヒー、お茶、ガムなど体に害を与えないものがよいでしょう。
工夫としては、からだを動かして心をコントロールする(休息する)のが、一つおすすめです。
日本人が休息下手になった原因のひとつにOA 化があります。1日中パソコンの画面とにらめっこの仕事環境、長時間の緊張を強いる仕事のせいで、休日は1日中グッタリ、ごろごろの人も多いはずです。
しかし、休日のときこそ心身ともリフレッシュさせたいものです。時間に追われ、子供ですらストレスを感じる現代社会では“からだの休息”以上に“心の休息”も必要です。
心を休め、頭をスッキリさせたかったらからだを動かすのが一番です。からだを使うことで心身のリフレッシュを図るのです。
それは、からだを動かせば自律神経系を介して、心の緊張、疲れが取れるからです。
例えば、週末にテニス、ゴルフ、ジョギング、ウォーキングをするとか。
テレビゲームやメールばかりをやっていてはますます心が疲れてしまいます。

心と脳と心理学

2009-03-17 | 認知心理学
心と脳と心理学と
●精神活動の源が脳活動にあることは、ガレノス(131~201)によって早くから指摘されてはいたが、科学的な探求は1796年のJ・ガルの骨相学に始まる。以来200年にも及ぶ思索と研究にもかかわらず、脳と心の関係は謎だらけである。しかし、近年、脳内活動の非侵襲計測技術の急速な進歩によって、精神活動の脳生理学的な基盤が急速に明らかにされてきている。
●それでも、心には心独特の法則に支配される世界があるとする考えは、唯心論者の主張ほどには極端ではないが、心の研究者のみならず広く一般に抱かれている。心理学の研究者は、脳科学の知見に十分に配慮しながらも、心の不思議を独自の科学的な方法論に従って研究し、その存在価値を高めている。
●脳還元主義の対極には、なんでも心の問題に還元してしまう心理主義もあるが、これは、1歩間違えると、えせ宗教まがいの神秘主義に陥る危険性をはらんでいるし、さらに、すべてを個人の心の問題としてかたをつけて終わりとする思考停止的傾向をかもしだすこともある。その防波堤となり、人を心への健全な関心へと導くのが心理学の役割である。
▲現代用語の基礎知識 海保執筆分より