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楽観的なほうが、根気もある「ポジティブ心理用語辞典」

2010-10-12 | ポジティブ心理学
アメリカのポジティブ心理学者が、その心理テストを使って楽観度を調べて、さらに、答えのない問題にどれくらいの時間をかけるかを調べ、両者の関係をみたところ。楽観的な人ほど、長時間、問題に取り組んだそうです。
どうも楽観的なほうが、根気もあるようです。でも皮肉な見方をすると、楽観的な人は、事態をきちんと把握することができなかった可能性もありますから、一概には喜べないところもありますが。

マスコミの大罪

2010-10-12 | 心の体験的日記
解雇を困難にしているのは、この朝日新聞の記事のように、退職についての協議を「退職の強要」と書き、悪質な経営陣が気の毒なパイロットに退職を迫っている、というストーリーに仕立てるマスコミである。パイロットの年収は2000万円、クビになっても毎月30万円の年金がもらえることは書かない。JALは一度つぶれた会社であり、経営再建に失敗したら清算され、すべての労働者が職を失うのだが、それも書かない。
(池田信夫ブログより)

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こういう定型的なマスコミの報道の大きな罪を書いた本が
マスコミの大罪(和田秀樹著)
納得の書である。

被害者はいつも善人で
加害者はいつも悪人仕立て
それをお隣の住民に語らせるやりかたもすごく気になる

幸福感⑥「気持ちを元気にする」

2010-10-12 | ポジティブ心理学

幸福感⑥「気持ちを元気にする」

 次は、ポジティブ思考(プラス思考)です。
 これは思考ですので、かなりの程度まで自分でそのように考えようと思えばそう考えることができます。つまり、意識的にコントロールできるのです。
 ただ、思考にも習慣、くせがあって、ついついネガティブ感情につながるような思考をしてしまうことがあるのです。こういう思考を自動思考と呼びます。
 先ほどの例です。遊びにさそって断わられたときに、ついつい、自分が嫌われているのでは、と考えてしまうような思考習慣はないでしょうか。
叱られた、失敗した、断られた。
そんなときに、ついつい自分を過度に責めてしまうような自動思考をしてしまうようなことはないでしょうか。
あるいは、逆に、「あいつはせっかくの誘いを拒否した」というように、相手を攻撃的にみてしまうことはないでしょうか。
 そんな思考習慣があるとすると、それは幸福感にはつながりませんね。むしろ、心うつうつの状態か、過剰に攻撃的になってしまいます。

 まずは、自分にそんな習慣がないかどうか、チェックしてみてください。それはそれほど難しくはありません。
気持ちの落ち込みを経験したり、相手への気持ちのこだわりを体験したような時を振り返ってみて、そうなった原因をあれこれと考えてみるのです。
「あれこれ」が大事です。一つだけの原因だけということはありえないことが多いからです。
とりわけ、自分の心の世界だけではなく、外の世界にも原因はみつけるようにします。そこに、ネガティブ感情につながる考えや自分なりの思い込みがないかを特に入念にチェックしてみます。もしそんなものがみつかったら、自分で反駁してみるのです。
セールスの成績が悪くて落ち込んでしまったとします。
「自分に力がないから(自分に原因を求めた)」と考えているからだとすれば、「いや、そんなことはない、今回はまだ十分な時間をかけられなかったからだ(外に原因を求めた)」、あるいは「今回は相手との相性が悪かったからだ」
と考え直すのです。そうすれば、前向きになれます。次にむけて気持ちをポジティブにできます。
 このように考える、あるいは考えなおす習慣がついてくれば、幸福感の高い毎日がおくれます。