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認知行動療法の技法の数々

2011-02-10 | 健康・スポーツ心理学
1.6 典型的な認知行動療法の技法リスト
@@@は海保メモ

○行動的技法
1. 活動記録表/スケジュール
@@@PDCA日記 やること、やったこと、その成果を確認しながら

2. “ポジティブに言い換える”法
@@@
否定の否定 きらいではない
ポジティブ語彙を増やす
ネガーポジ転換 神経質=>細部までおそろかにしない

3. 行動実験
@@@ともかくやってみる

4. 段階づけ
@@@目標分解の工程表のこと?それとも、
やることの序列づけのこと?
5. 注意そらし法
@@@別の仕事をする

6. リラクセーション
@@自律訓練法がいい
7. 社会技能(ソーシャルスキル)訓練
8. アサーション・トレーニング
9. 有意義な時間の使い方習得
10. 運動
11. 飲酒、薬物、カフェインを減らす
12. 不眠への介入
13. 「他の人に聞いてみる」
14.読書療法
@@@@???

@@@@@@@@@@@@ここまでで@@は終わりです
試験に出せそう

○認知的技法
1. 認知再構成
2. スキーマを同定する・修正する
3. 「認知の偏り」を教育する
4. 認知的(想像上の)リハーサル
5. 自己教示法
6. 思考停止法
7. コーピング・カード
8. 過去の経験から証拠を探す
9. ロールプレイ
10. 不安な出来事の結果を考える
11. 問題解決技法
12. 利点・欠点を考える
13. 理知的/情緒的ロールプレイ
14. 認知的連続表
(厚生労働省HPより)

ミスから学ぶ

2011-02-10 | ヒューマンエラー
●人や組織は失敗から何を、どのように学んでいくことができるのでしょうか

失敗の原因分析が「完璧に」できたとして
①失敗の原因はどこにあるかがわかる
5M(mission,man,machine,media,management)
②どこに弱点があるかがわかる
③どうすれば、次の失敗を防げるかがわかる

大学新入生に向けてのメッセージ

2011-02-10 | 教育
新入生諸君へ  

さー、大学生です。
大学は高校とはこんなところが違います。
●何をどう学ぶかは、諸君次第です。4年後を見つめての自分なりの学びの設計をしてください。
●教員、事務からさまざまなメッセージを陰に陽に諸君に発します。それをどう活用するかは、諸君次第です。心をオープンにして、貪欲に吸収し活用してください。
●してはいけないことがあります。それを守れるかどうかは、諸君次第です。あれこれの注意はあからさまにはしません。ここでこそKYが大事になります。
●大学は、諸君を大人として扱いたいのです。どんな大人になれるかは、諸君次第です。自律した社会人になる場として大学を活用してください。

目標をきちんと管理していなかったから----目標管理不全

2011-02-10 | ヒューマンエラー
目標をきちんと管理していなかったから----目標管理不全
 何度目になるか、またまた、PDS(計画-実行-評価)にかかわる話しである。
 人の行為は、計画、すなわち、目標の達成という大枠の中で行なわれ、評価されている。したがって、目標の管理を間違えると、行為が誤った目標に従って行なわれてしまう。当然、失敗となる。
 目標管理不全は、外部目標(使命)を取り込んで自己目標にするところでもっぱら発生する。
 通常、仕事の目標は上司や会社など外から与えられる。我々は、外部目標を自分の中に取り込んで(内化して)自分の行為を調整している。

 ところが、外部目標があいまいだったり、矛盾していたりすると、それを取り込むときに、外部目標と内化目標との間にギャップができてしまう。
 たとえば、心理実験では、「できるだけ速く、かつ、正確に」判断してくれるように、被験者にお願いすることがある。まじめに考えれば、ずいぶんと矛盾したお願いであるが、被験者は、一生懸命にやってくれる。それでも、「間違わずに」を優先する人と、「速く」を優先する人とが出てくる。当然である。
 似たような話しは、いくらでもある。
 ・「注文より30分以内のお届け」を売り物にするお店で事故が増え  てしまったケース
 ・警官が業績をあげようと、犯人を捏造してしまったケース
 ・頼もしくて思いやりのある男性との結婚を夢見て、いまだ独身のケ  ース(失敗とはいえない?)

 「いわずもがな」で組織の運営をしていることの多い日本では、この類の目標の取り違えが多くなる。
 もっと深刻な話しとしては、外部目標の優先順位を勝手に入れ換えてしまって事故になってしまったというケースもある。
 朝の通勤時。ブレーキ故障で動かない。乗客から不満の声の大合唱。それに押されて、故障修理もそこそこに発車してしまい、列車が止まらず大事故に。
 安全を再優先すべきなのに、乗客の利便性を優先させてしまった、運転手の優しさと弱さ。目標の取り違えエラーと呼ばれている。
 航空機ショーでしばしば起こる無理なアクロバット飛行での事故。安全と挑戦(できそうにないことをする)と自己顕示欲(見物客にいいとこを見せたい)の3つの目標が葛藤を起こしてしまうのが原因の一端になっているはず。
 ハワイ沖での原子力潜水艦の急浮上による宇和島水産高校実習船の沈没事故の原因追及の過程でも、同乗させていた民間人にいいところを見せてやろうというサービス精神が、つい安全という目標より上になってしまったことが事故の遠因らしいことが指摘されている。
 実は、「安全第一」は、仕事の達成目標と葛藤を起こしやすい。なぜなら、安全第一を文字どおり第一順位にすると、仕事がしにくくなってしまたり、仕事がおもしろくなくなてしまう(?)からである。ここにも目標管理の構造的な問題の一つがある。