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環境が悪かったからミス

2011-02-25 | ヒューマンエラー
環境が悪かったから

 照明の暗いところで細かい作業をすれば失敗する。過酷なノルマのもとで仕事をすれば失敗する。当然である。
 働く環境の中に、失敗の種はたくさんまかれている。そのうちのいくつかが知らず知らずのうちに成長してしまって、失敗を招く状況を作り出している。
 物理的な環境だけではない。環境のなかでもやっかいなのは、社会的環境である。人間関係やコミュニケーション環境が、意外に失敗と陰に陽にかかわっているからである。たとえば、
 ・上司からの無理な命令が失敗につながったようなケース
  例 過剰なノルマ達成の命令が法律違反の督促をさせてしまった
    消費者金融のケース
 ・コミュニケーション不全が失敗につながったようなケース
  例 管制官が、航空機の便名を呼び間違えてニアミスを引き起こしてしまった
 ・対人関係のもつれからくる感情的混乱が失敗につながったようなケース 
  例 一つの職場で、2つの組合員が働いて両者の連携がうまくいかなくて事故を    起こしてしまった
 ・人と機械(コンピュータ)とのコミュニケーションがわかりにくくて事故になっ  てしまったようなケース
  例 機器の状態を表示する画面に情報が多すぎて、大事な情報が見逃されてしま     い、対応遅れで事故になってしまった

心理学研究法まとめ

2011-02-25 | 認知心理学
まとめ
1)1世紀余にわたる現代心理学は、心への内観的分析からはじまり、その反動として、20世紀前半、自然科学的な因果実証研究のパラダイムを踏襲した行動主義の流れが隆盛を極めたが、20世紀後半になると、心のメカニズムについてのモデル構築を志向した認知主義の大きな流れができた。

2)心理学研究法は多彩である。その理由としては、心そのものが多彩であること、研究者によって心についての基本的な考えがさまざまこと、心についての考えに時代的な思潮(流行)があること、の3つがあることを指摘した。


今日の2言

2011-02-25 | 教育
人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番
目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える(『プレジデ
ント』2005年1月17日号)
大前研一 土井英司ブログより

人間は病んでいるとき時、衰弱しているとき、元気がないとき、負けが込んでいるとき、長期の敗退局面などにおいて、その本性を露呈するというのは長く生きていて学んだたいせつな経験則の一つである。
(内田樹ブログより)

近況

2011-02-25 | Weblog
年度行事はほぼ終わり
ただし、成績が出たら、なぜ、S/Aでないのかの問い合わせが2件にはびっくり
入試もほぼ終わり
ただし、結果は募集実績はほぼ昨年度なみ

ここ2週間は、端境期で手帳が真っ白

個人的には
・腰に電気をかける治療を少し継続してみること
・花粉症がはじまったこと
・書かねばならない原稿が皆無なこと
・来年度からの仕事であれこれ思案すること

ブログはたんたんと更新します
ここのところ、400台定着、時々500台

愛読感謝です