「心の元気について考えているときは、心は元気でない」というような逆説現象
公民館の駐輪場でゲームに夢中のボーイたち
応接セットのおいてあるところでもよくみかける光景
うーん、いいのかなー
もっとも、いい若者だって電車の中でゲームに熱中
いや、いい年寄りだってマージャンゲームに没頭
まーいいか
でもねー、若者には、本や新聞を読んでほしいなー
友達とけんかをしてほしいなー
スポーツをしてほしいなー
若者には、楽しみよりも苦しみを
なんてこといってもしかたがないか
●心そのものが多彩だから
「心は実在するが物のような実体がない」と述べた。実体があれば、それについての限定的かつ共通的なイメージを作り上げることができる。
一個の岩を考えてみてほしい。硬い、ひんやりとする、重い、黒いなどなど表面的な特質から、粒子の荒さ、構成成分、鉱物としての特性、さらには分子構造などなどのミクロな特質まで、あるいは岩の環境的な特質まで思いをはせれば、確かに多彩ではあるが、しかし、野放図に研究対象としての実体イメージが拡散してしまうことはない。
では、実在だけは確信できる心については、どうであろうか。人それぞれの心のイメージがある。その多彩さは、物のそれとは比較にならない。たとえ心理学の研究者に限定しても、事は同じである。心あるいは心にかかわる定義や構成概念の多彩さが、その証拠の一端を示している。
本講義でも、12の研究法を紹介することになるが、注意してほしいのは、それぞれの研究法で扱われている「心」の領域が異なっていること、そして、その結果として、それをどのような研究法で研究するかも異なっていることである。
さらに、もうひとつ注意してほしいことがある。それは、そうした多彩さがあるにもかかわらず、研究法全体を通底するものがあることである。それは、実証である。これが、心理学での心のイメージの野放図な拡散に強い、時には強すぎる制約をかけている。実証については、14章でさらに考えてみる。
あらゆる点で対照的な2作品
作家が男性と女性
書く世界が極貧生活とセレブ生活
すごくおもしろいのと全然おもしろくないもの
一気によめてしまうものと1p読み続けるがやっとのもの
43歳の私小説の鬼と26歳きらめく才女<<雑誌のきゃっちより
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