対人関係は生きるためのインフラ
人間は社会的動物ですから、対人関係なしにというわけにはいきません。生活に電気ガス水道が必須なのと同じです。
対人関係には、
感情の共有、
情報の共有、
資源の共有
の3つの側面があります。そしていずれにも、ポジティブな面とネガティブな面とがあります。
感情の共有のポジティブな面は、たとえば、職場の雰囲気が明るく活気に満ちている、ネガティブな面は、職場がストレスに満ちているということになります。
情報の共有のポジティブな面は、たとえば、会社のミッションに従って全員が働いている、ネガティブな面は、情報を各自が独占しているような状態です。
資源の共有のポジティブな面は、お互いが助け合いながら仕事をしている、ネガティブな面は、業績を自分だけのものにするということになります。
余談になりますが、「無縁死」「孤族」「引きこもり」など、対人関係を遮断してしまった人々が増加しているようですが、資源の共有の社会的システムが劣化してきているのかもしれません。