どう表現するかよりもっと大事なことは、表現以前の、思惟をイメージ化すること(図解思考)である。
思惟活動は、もっぱら命題(ことば)とイメージを道具にして行われる。両者の間には行ったり来たりがあるが、最終的に図解するには、イメージに依存することになる。
図解思考の過程は、次の2ステップを踏む。
○ステップ1 要素の同定
思惟の中核になる用語を明確にする。これは、図形で囲んだりして表現する。
○ステップ2 要素間の関係の構築
階層関係、対比関係、相関関係、全体ー部分関係、論理関係、時系列関係などなど。関係の種類に応じた表現がある(実習2参照)
この2つのステップを意識的に行うことで、図解思考