心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

大学教員の発生需要数

2018-01-31 | 教育
博士課程修了者(供給)は大幅に増えているが、大学教員の発生需要数は減っている。需要を供給で割った開放係数は、70年代後半に1.0を下回り、現在まで低下の傾向をたどる。大学院重点化政策が始まる前の90年では0.46だったが、2017年では0.07という惨状だ。最近では、14人に1つのポストしかないことになる。
(newsweek2018年1月29日ネットより)

@@

これほどの惨い状況になっているとは知らなかった。
工学系は、マスターまで6年が普通とのことだが、
博士課程となるとこの惨状になるのかなー。

大学、とりわけ、私立大学は、非常勤講師、あるいは特任とか客員とかーーその多くは非常勤待遇ーー
がかなり多くの授業を担っている。
公募に苦労することはまずない。
しかも、賃金たるや、公表を憚れるほどのもの。

それに対して、常勤は、賃金、労働時間、労働内容からしたら、極楽もの(というと叱られるかなー。昔のことです!!!)。



時間を区切って集中力を維持する

2018-01-31 | 安全、安心、

 がんばりだけでもかなり長時間、見かけ上、集中力を持続することはできます。しかし、がんばっていればいるほど、集中力の枯渇に自分で気づくのが難しくなります。
 そこで、あえて、仕事前に、小休止の時間を強制的に決めておいて、その時間がきたらわかるようにしておくのです。時には、絶好調のときの中断となることもありますが、それくらいでいいのです。
 わずか5分の小休止でも、集中力の補給ができます。ですから、休憩以前よりも高いレベルでの集中力を発揮できることになります。
これは中断効果と呼ばれています。
 ちなみに、強制的な時間の区切りのコツを3つほど挙げておきます。

「飽きっぽい人(集中力のない人)」
小刻みに分割します。そして、小休懇のとり方を工夫します。たとえば、机を離れて一分間体操をする、お茶を入れて飲む、鉛筆を削るなどなど。短時間でできて、しかも決まった時間内で一人でできるものを用意しておくのです。

「日常生活の自然の区切りの活用」
普段の生活のなかで、集中力を持続させるコツは、生活時間にさからわずに、それに合せて時間設計をすることです。自然の区切りは仕事の区切るとなっていますので、そのたびごとに集中力がリセットされます。

「つらいことは短時間で、楽なことは長時間で」
むずかしいこと・めんどうなこと・やりたくないことは小刻みに、やさしいこと・簡単なこと・好きなことは長い時間単位を設定します。

 「目標を決める」
 どこまでやったら一休みもあります。目標があれば頑張れるからです。これが適切に機能するためには、普段から仕事をするための目標管理が必要です。PDCAサイクルを意識した仕事の仕方です。
 これがきっちりしていないと、頑張りすぎミスが起きてしまいます。

2008-01-31の記事 | 10年前の記事」教育 スポーツと健康、そして心理学

2018-01-31 | 健康・スポーツ心理学
スポーツと健康、そして心理学
2008-01-31 | 教育「健康・スポーツ心理学科」

スポーツと健康を心理学を通して見つめなおしてみようという学科です。
これまでとは違った世界がそこにはあります。
スポーツも健康も、もっぱらからだの世界の話ですが、
そこには、もうひとつ、こころの世界の話もあります。それを知ってほしいのです。
なぜ、がんばれないのか、なぜ、あがってしまうのか、なぜ、太ってしまうのか。
心理学にはその答えがあります。
心理学を知ることは、あなたのスポーツ技能を高め、健康のための良き習慣を作り出します。そして心理学を知ることは、あなたの職業選択の幅を広げます。

ポジティブ思考、花盛り」十年前の今日の記事

2018-01-31 | ポジティブ心理学
ポジティブ思考、今花盛りです。インターネットで検索すると膨大な数がヒットします。生き方講座やブログの流行テーマになっているようです。たとえば、
・ポジティブ思考で難局を切り抜けよう
・ポジティブ思考こそ新しい世界を切り開く鍵
・ポジティブ思考でうつから脱却
 ポジティブ思考、万々歳というところです。
 実は、ポジティブ思考という用語を掲載している心理学辞典はほとんどないのです。にもかかわらず、世の中には、これほど広まっているのです。このギャップ、なぜなのか。心理文化論としては、興味深いのですが、ここでは話を先に進めます。
 心理学の用語としてはないのですが、感情と思考とが一体になった認知現象――「温かい認知」「熱い認知現象」と呼ばれることがあります――の一つとして研究されてきています。そこでは、こんなことがわかっています。
・楽しい気分のときは、楽しいことがよく記憶できる(気分一致記憶)
・楽しい気分のときは、相手を肯定的に判断する(気分一致判断)
・楽しい気分のときに憶えたことは、楽しいときによく思い出せる (気分状態依存効果)
・ポジティブな感情状態では、簡便で直感的な情報処理をしがち