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気持ち動転時に人はどうする」10年前の今日の記事

2019-05-12 | 安全、安心、
●気持ち動転時に人はどうする

気持ちが動転しているときには、我々は、 第1次評価、ついで第2次評価を行う。

第1次評価とは、気持ちが動転したその瞬間に頭の中で自動的に発生する最小かつ高速の情報処理(評価)である。ここで注目されるのは、その情報処理が、自分の利害関心に関係しているかどうかを主な目的にしているところである。そして、この評価は、おおむね妥当なものである。

第2次評価とは、気持ちがやや落ち着いてきた後におこなわれる情報処理である。ここで、状況改善の可能性、責任の所在、将来どうなるかが慎重に判断される。
相手に大怪我をさせてしまった交通事故を例にとれば、状況改善の見通しがなく、責任が脇見運転による自分にあることは明白で、もしかすると職を失う可能性もある、というような評価を下し、それに対応するネガティブな情動を強く体験する。ただし、この段階での評価は、熟慮的ではあるが、情動主導なので、しばしば、状況評価が限定的で論理性に欠ける。注4***

温泉効果

2019-05-12 | 心の体験的日記
週1くらいで利用している
日帰りの湯(温泉)が4週間のメンテナンス期間になるので、
思い切って出かけた。

たっぷり1時間。
今日はマッサージが混んでいて入浴だけで少し長め。

手足を動かし、少しでもしびれ解消になることを期待。
でも、あまり効果なし。

でも、今回に限らないが、家に戻ると、ぐったり。
いつもの夜の頻尿も忘れてぐっすり。
温泉効果を実感しているが、限定的ではあることもまた実感している。


テレビ「心を元気にする玉手箱」(第12回)

2019-05-12 | ポジティブ心理学


テレビ「心を元気にする玉手箱」

●テレビの計り知れない影響
 日本でのテレビの初放映は、1953年です。
半世紀を経て、ラジオと映画と無線通信を一緒にしたようなメディアがほとんどすべての家庭に入ったのです。表面的な影響だけでも大変なものがあります。ましてや、人々の心に及ぼした影響ははかりしれないものがあったはずですが、あまりに日常化してしまい、もはや判然としなくなってしまったようなところがありますが、端的には、次の2つだと思います。
①仮想世界を充実させた
量的にも質的にもその充実ぶりは驚くほどです。いながらにして宇宙旅行ができるのです。
②情報空間を拡大させた
 全世界と情報的に瞬時につながるのです。欲しい情報はいながらにして簡単に入手できるようになったのです。

●テレビとはさみは使いよう
 テレビの使い方はどんどんこれからも多彩になってくると思います。となると、「馬鹿とはさみは使いよう」と言いますが、テレビもまさに使い方が大事になります。とりわけ、子どものいる家庭でのテレビの使い方は、大事だと思います。
ここでは、心の元気との関係に限定した話になります。
うまく使えば、心元気に、心豊かにできますが、下手に使えば、現実から逃避し、心が疲弊するだけになります。

●心を元気にするテレビの活用のコツ
①元気をなくした時はともかくテレビをつける
心へ向きすぎる注意は自分でコントロールできている限りは問題ありませんが、というより、内省マインドの活性化ができますから、望ましいことになります。
問題は、心が落ち込んでしまった時に、注意が統制できなくなってしまう時です。注意が心に向きすぎてしまうことです。ネガティブ・スパイラルへと落ち込んでしまいます。
そんな時、手軽な助けとなるのが、テレビです。ただつけておくだけでも、さまざまな注意をひきつける仕掛けがありますので、注意をそれに向けさせてくれます。内向きの注意を外へ向けることで、どツボにはまり込むのを防いでくれます。
時には、ドラマの世界に没入することで、一時的にですが、心の不安やストレスから解放されます。
言うまでもないことですが、注意を仕事や勉強などに集中したい時のテレビは厳禁です。目で同時に2つを追うことはできません。せいぜい、ラジオかCDのバックグラウンド音楽くらいになります。
②視聴番組を習慣化する
 大好きなタレントの出る番組、あるいは、ストリーが大好きな番組などで連続ものをいくつか見ることを習慣にしておくのも、心を元気にするにはおすすめです。
 大好き番組の「習慣化」は、生活の区切りと気持ちの張りを造る習慣につながるからです。今日は、夜は「xxx」があるから、早めに仕事を切り上げて、となります。そして、その時間が近づくとわくわくしてきます。
 内容は必ずしもポジティブなものに限定する必要はありません。登場人物と一体になってわくわくどきどきを楽しめばよいのです。