記憶がある限りの過去からこれまで、
社会も自分もどんどん良くなる人生だった。
衰退なんて考えられない人生だった。
それが、ここにきて、おかしくなったきたようだ。
大前氏の指摘をまつまでもなく、
自分が歩んできた教育、研究の世界でも、あきらかに衰退と思しき様相がだんだん際立ってきた。
・あいかわらずの一斉授業
・とがった人材の排除
・教育予算、研究予算の減少
・論文数の減少
あげればきりがない。
解決の道が全く見えないのも怖い。
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(学術論文) 1.無作為図形の分類作業における手がかり利用の方略 2.漢字情報処理機制をめぐって 3.文字認識研究におけうウオルシュ変換の利用をめぐって 4.教育漢字の概形的特徴の心理的分析 5.先天盲の漢字存在感覚と漢字検索過程 6.メッシュ化されたカタカナ文字の視認性の精神物理学的解析 (教育学博士論文) 7.記憶の認知モデル 8.日本語の表記行動の認知心理学的分析 9Measuring various aspects of kanji and its psychological implications 10.異なる認知課題における分析的・全体的処理方略の頑健性 11.マニュアルにおける操作説明の最適設計 12.オペレータの自己モニタリング力を高める
与する認知の科学の視点
14.日本語教育と認知研究
16.生きる力の評価-認知面 17.その推論はオンラインか;談話理解におけるオンライン推論の方法論的・理論的考察 18.心的演算処理研究の諸問題とその議論. 19.検索誘導忘却をめぐる諸問題 20.漢字「ど忘れ」の心理とその克服法 21.人にやさしいドキュメント作りーーマニュアルを素材にして 22.都市交通の安全へのヒューマンエラーの観点からの提言 23.認知の発達と教育;認知の科学の視点からの一省察 24.事例の関連度が説明文の読解過程に与える影響 25.質的研究法をめぐって | 単著 単著 共著 共著 共著 単著 共著 単著 共著 共著 共著 単著 共著 単著 共著 単著 共著 共著 共著 単著 単著 単著 単著 共著 単著 | 昭和48年4月 昭和54年3月 昭和57年1月 昭和57年12月 昭和58年3月 昭和60年3月 昭和61年5月 昭和62年8月 平成元年10月 平成2年12月 平成3年12月 平成10年2月 平成12年3月 平成13年 平成13年4月 平成13年 平成14年3月 平成15年3月 平成15年3月 平成15年9月 平成17年9月 平成17年12月 平成19年5月 平成22年3月 平成22年5月 | 心理学研究、44,1,24-31 計量国語学、11,8,331-340 心理学評論、24,4,490-500 心理学研究、53,5,312-315 特殊教育学研究、21,4,7-16 筑波大学 計測と制御、25,4,323-328 日本語学、6,8,65-71 Quantitative Linguistics, 39.151-163 心理学研究、61、5、299-307 教育心理学研究、39,4,461-466 日本プラントヒューマンファクター学会誌、3,2,72-78 筑波大学心理学研究, 22, 85-92 日本語教育、108,1−4 読書科学 , 45(1), 1-9 指導と評価、47、40−43 筑波大学心理学研究、24,83-97 筑波大学心理学研究, 25, 51-65. 筑波大学心理学研究。25,69-77 しにか 14巻、9、24-29 システム/制御/情報」46巻、8号、15-25 都市問題研究、57,12,16-28 学校教育研究所年報、51号、26-36 東京成徳大学研究紀要,17,113-122 福祉心理学研究、6,1,32-35 | 多次元空間に位置づけられる無作為図形の分類において、どの次元が優位に利用されるのか、さらに、その利用の方略はどうなっているかを分析した。 形音義からなる漢字の情報処理過程について、意味への直接アクセスがありうるかを中心に吟味してみた。 文字認識のモデルとしてのウオルシュ変換の妥当性を、理論と実証データとの両面から吟味し、その有効性の一部が確認できた。 共同研究により本人担当部分抽出不可能。第2著者。戸田文雄との共著 SD法を使って、教育漢字881字の形の印象の心理的特徴を分析した。複雑性、規則性、集約性などの特徴が数量的に査定された。 共同研究により本人担当部分抽出不可能。筆頭。犬飼幸男との共著 就学児前失明者の漢字知識の特徴を検索過程から探ってみた。漢字存在感覚は、正常者とほとんど同じであったが、部首を手がかりとした検索はかなり悪かった。 共同研究により本人担当部分抽出不可能。筆頭。佐々木正人との共著 機械読み取り用に設計されたカタカナ文字の視認性を、文字の構造的な特性との関係で分析した。視認性の高さと関連するのは、縦横成分、およびフック型成分であることなどが明らかになった。 記憶モデルの歴史的な変遷が批判的に吟味された。情報処理モデルの説明力の高さは、一方では、説明過剰を生む危険性があること、状況論的なモデルは、個別状況から離れた一般性をどうモデルに組み込むかが問題であることが指摘された。 共同研究により本人担当部分抽出不可能。第1著者。加藤隆と共著 漢字を書きだすまでの認知情報処理過程が分析された。形としての複雑性を書字時に処理負荷がかからないような巧みな方略を使っていることが示された。 共同研究により本人担当部分抽出不可能。筆頭。H.Saitoとの共著 漢字のもつ多彩な特性の数量的な分析がおこなわれた。さらに、読み書き成績や熟知度との関連も因果モデルを使って分析された。 顔刺激と言語刺激の分類方略に違いがあるかどうかを検討した。刺激の違いにもかかわらず、頑健に一つの方略にこだわる被験者がおよそ3割、柔軟に変更する被験者が4割おり、認知スタイルとしては、この方略が使える可能性は低いことがわかった。 共同研究により本人担当部分抽出不可能。第2著者。出口毅と共著 マニュアルの操作説明の最適モジュールを心理実験によって探った。リードと具体例の配置がもっとも重要であることがわかった。 共同研究により本人担当部分抽出不可能。第2著者。比留間太白と共著 プラントオペレータの自己コントロール力を高めることで、事故防止をするための方策を、メタ認知研究を援用していくつか提案した。 算数・数学における子供の認知過程に焦点を当て、そこで役立つと期待される認知の科学の視点を取り上げて、その研究上、および教育上の利点を考察してみた。 共同研究により本人担当部分、抽出不可能。第2著者。島田英昭と共著 日本語教育に認知研究がいかに貢献できるかについて、指導方法、言語学習、動機づけの観点から考察と提案をした。 読書に必要な認知的方略を、本の選択方略から読後のまとめ方略まで、包括的に尺度として設定し、その信頼性や妥当性を検討した。 共同研究により本人担当部分抽出不可能。第2著者。井関,龍太と共著 義務教育のなかで近年、生きる力の育成が喧伝されるようになってきた。そこでは、学力評価とは違った評価の観点と方法が必要とされる。本論考では、認知面について、ひとつの試論を提案してみた。 談話理解はオンライン推論ベースで行われていることは間違いないが、その認知プロセスの探求には、格段の工夫が必要となる。本論文では、内外の実験研究の諸方法を収集し、その長短を吟味し、今後の研究に有効に活用できる方法を提案した。 共同研究により本人担当部分抽出不可能。第2著者。井関,龍太と共著 心的演算の認知プロセスを解明するための内外の研究をレビューした。方法論上の問題、得られた知見の不一致などを摘出し、今後の研究への新たな展開への道を探った。 共同研究により本人担当部分抽出不可能。第2著者。島田英昭と共著 ある用語を検索すると、それに関連する用語の検索が一時的に抑制される興味深い現象の発生機序をめぐって文献レビューをした。 共同研究により本人担当部分抽出不可能。第2著者。鈴木祐子と共著 高齢者に頻発する「ど忘れ」について、その出現の様態を類型化し、日本語の情報処理特性との関連で出現のメカニズムについて考察した。 マニュアルをわかりやすくするためのライティング技術について、認知心理学の立場から提言してみた。 ヒューマンエラーを4つのタイプに分け、交通事故との関連を考察し、そこから事故防止に有効と思われる方策を指摘してみた。 認知の科学の4つのキーワードを中心に、子どもの発達と教育にかかわる諸問題を整理して、今後の展開について考察してみた。 事例の効果を確認するためのリアルタイム測定方式を開発し、それを使ったわかりやすさの内的モデルを検証した。 藤岡真也と共著、第一著者 質的研究法の限界と単著について吟味した。 |
(その他) 1.「解説」 マニュアルで身につけるドキュメント・リテラシー 2.わかるとはどういうことかーーわかることの日常性の認知論的分析 3.生活用具の開発・評価に当たっての認知工学的視点(1)-(4) 4.「確かな学力」とリテラシー 5.子どもの勉強嫌いを克服する5つのコツ 6.分かりやすい説明と表現のための心理技法;効果的な研修を実施するために | 単著 単著 単著 単著 単著 単著 | 平成3年5月 から平成4年 9月まで 平成7年6月 平成14年7月 平成16年7月 平成18年12月 平成19年9月 | bit、20回の連載 児童心理、95,6,25-30 人間生活工学、13,3,49-51・4,61-63・14,1,41-43・2,57-59 指導と評価、16-19 児童心理 60,7,60-65 更生保護 58,9,44-49 | マニュアルに作り込まれているドキュメント作成のノウハウを抽出して、その有効性を認知心理学的な観点から評価して一般に広く啓蒙することを企図したものである。 ごく日常的な言説である「わかる」ということの認知心理学的な意味を改めて考究して、とりわけ、子どもにとってのわかることの意味について日常的な学習との関連で吟味してみた。 生活用具の開発と評価にあたっての認知工学的な視点を4つ設定して、それぞれの留意点を解説した。 確かな学力は、リテラシーとして明示的に示されるところよりは、むしろ、リテラシーとしては捉えきれない潜在的な部分にあることを主張してみた。 子どもは本来勉強好き、という前提でその本来の性向を引き出すにはどうしたらよいかを認知心理学の立場から提言してみた。 研修などでの効果的なプレゼンテーションを行う技法について、聴衆の情報処理を支援するという立場から、いくつか提案してみた。 |