●燃え尽き症候群(burn-out syndrome)
福祉ケアー業務や接客業など人を相手の仕事では、絶えず笑顔をふりまき、丁寧な言葉使いで相手の気持ちを傷つけないように配慮することが求められる。そこでは、みずからの気持ちとは無関係なポジティブ感情の表出を絶えずしなくてはならない。これが過度かつ長期にわたって続くと、感情の枯渇と心身の疲労感を主訴とする燃えつき症候群(burn-out-syndrome)になりやすい。
性格的にまじめで、人に好かれたい気持ちの強い人、ストレスを発散できない人は、要注意である。