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願いがかなった

2010年06月30日 21時16分55秒 | 日記
ワールドカップの決勝トーナメント。
パラグアイ戦を昨夜遅くまで観戦した。

日本チームはワールドカップ直前の強化試合で4連敗し、玉際でことごとく競り負け、
日本の実力と気迫はこんなものだと諦めていたら、
開き直った岡ちゃんが戦術変更をして、勝ち上がったのは周知のとおり。

デンマークに勝ったから、パラグアイも勝利できるかもしれないと期待してテレビを見つめた。

ゲームはパラグアイに支配された。
日本はセカンド・ボールをほとんど拾えずに押し込まれてばかり。
でも、これは想定どおりで、その間に繰り出すカウンター狙いが作戦だった。

守って、耐えて、カウンター。
攻められて、危ないところをしのいで、カウンター。

パラグアイは攻めるもシュートの精度を欠くから、そんなに恐くない。
逆に日本の逆襲がはまるかもしれないと期待しているうちに、延長となった。

延長戦も互いの長所を生かした死闘になった。
それを夢中で見ていたのだが、途中で気づいた。
このゲームは日本サッカーの歴史に残るものになるだろう、と。
ドーハの悲劇、ジョホーバルの歓喜に次ぐ、パラグアイとに死闘と、人々の語り草になるだろう、と。

そして、ワールドカップで日本代表のこんな試合が見たかったんだと思った。
それが夢だったんだと。
ワールドカップで強豪国と死力を尽くすゲームを見たい。
いつかそんな国になりたい。
その願いが、この試合で叶ったのだ。
夢が叶ったのだ、と。

試合には惜しくも負けてしまったが、胸がいっぱいになった。

マコさまと呼ばれていた長谷部が日本のキャプテンになって輝いていた。
長谷部だけでなく、駒野も、ほかのサムライも輝いていた。

昨夜は家族全員で日本に敗戦が決まるまで応援した。

コメント (4)
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