
埼玉はうどん県の香川に次ぐ全国2位のうどん県だ。地域によって好みもちがい、いろいろなうどんを楽しむことができる。
さてこのお店。
以前テレビで紹介されているのを見た。
うどん屋なのにメニューが1種類しかなく、大中小のちがいしかないのに大人気だという。
これはユニークだ。
店も古くて味があった。
いつか行ってみたいと思っていたので、3月の休日にバイクででかけてみた。
お店があるのは埼玉県北部の羽生市。
栃木との県境の地だ。
田山花袋の田舎教師の舞台となったところである。

店は駅に近い住宅街のわかりづらいところにあった。
12時10分につくと9人まっているから、私もそこに加わった。
しばらくまって店に入ると、メニューは並250円、大300円、特大370円、超特大450円とある。うどんはネギのかきあげののった1種類のみ。ただしあたたかいのと冷たいのがあり、量を確認して、あたたかいうどんの特大をチョイスした。
地元の男性は冷の超特大が多かった。

店内にはサッカー選手のサインがたくさんある。埼玉だから浦和レッズの選手が多いが、他に水戸や群馬の選手のものがあるのは場所柄だろう。ガイナーレ鳥取の選手は試合の後に来たのかな。
さてうどんがやってきた。スープがひたひたで運ばれてくるから、こぼれてる。そのスープを飲んでみると、甘すぎない濃い味。端的にいって値段なりかな。
うどんは1玉が並、1,5玉が大、2玉が特大、2,5玉が特大というかんじで、やわらかいうどん。腰や歯ごたえはない。ネギのかきあげは素朴。うどんも出汁も、けれんみなく、純朴。
客はほとんど地元の人。たまに私のようなのが来るのだろう。
あたたかいうどんよりも冷たいほうがうどんの味が引き立つのかもとも思うが、それにこだわることもないかな。
値段は安いと思う。
立ち食いより安くて、駅蕎麦よりも美味い。
そんな羽生のソウルフード。
隣にある加須で高いうどんをたべるよりは、とちぎやの方が好みかな。
とちぎや
昼総合点★★☆☆☆ 2.9
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昼総合点★★☆☆☆ 2.9
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