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しばらくバイクに乗っていないので、たまらなく走りたくなり、目的地もなく房総半島にむかうことにした。
このところ資格試験の勉強でツーリングどころではなかった。そのテストもようやく終わって、趣味に時間をつかえるようになったのだ。
首都高から京葉道路とつなぎ、千葉外房道路にはいって大野PAで休憩した。11月28日。真冬ではないがオーバー・パンツに冬用のグローブでちょうどよい気温である。
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茂原をぬけて太平洋沿いにでる。南下してゆくと、以前に何度も釣りをしたことのある太東漁港があったので、寄り道してみた。
海岸近くにバイクをとめると、11月とはおもえない太陽の光線の色だ。バイクの先の砂浜にとまっているのはサーファーの車で、海ではたくさんの人たちがサーフィンに興じていた。
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私が興味があるのは波乗りではなくて魚釣りである。堤防を釣り場にあるいてゆく。
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私がここで釣りをしたのは主に秋で、狙ったのはイシモチと舌平目だった。今の時期に何が釣れているのかと見てみると、鉛筆サイズのサヨリだった。鉛筆サヨリは美味しくなさそう。でも皆さん夢中で竿をふっている。エサはこませにつかう小さなオキアミで、タナは30センチほどだった。
13時をすぎた。食事をとりたいが、行きいと考えていたお店はまだとおい。そこで勘で食事処をえらぶことにした。
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千葉の友人が、ある程度の構えの店で、それなりの金をはらえばそこそこ美味いものはたべられる、と言っていたので、そういう店をさがして大原から御宿に南下してゆくと、これだと思う店舗があった。
手入れの行き届いた佇まいと、四季という店名が気に入った。
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海鮮丼がおすすめとのことで、それをお願いする。お茶とひじきの煮物などと漬物がまずだされる。
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10分ほどで海鮮丼がやってきた。ものすごくたくさんの刺身が盛り込まれている。
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このままではご飯がたべられないので、取り皿に刺身をのせていただく。大原漁港にあがった魚たちである。1860円。
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食事をおえて南下をつづける。御宿にいたり、月の砂漠のムニュメントをバックにパチリ。さらに進むが15時をすぎたので引き返すことにした。
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内陸の大多喜をぬけて千葉市をめざす。のどかな田園風景の中をすすむが、田んぼの先の農家が焚き火をしていて、煙がたなびいているのが郷愁をさそうので、写真をとったりした。太陽がかたむいてきた。私が写真をとっていると焚き火をしている農家の人が、いぶかしそうにこちらを見ていた。
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国道を北上すると茅葺のお寺があった。ここは車でキャンプにきたときにも見たのだが、道がせまいので立ち寄るのをやめてしまった。今回はバイクなので見にゆくことにした。
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室町時代の阿弥陀堂だそうだ。ここにはだれもいなかった。
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その後、京葉道路、首都高とつないで帰宅した。走行距離330キロ。