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2019北海道トランポ林道ツーリング7

2019年10月11日 18時32分58秒 | 2019北海道ツーリング


厚岸漁協の直売所のエーウロコをでた。午後のターゲットは落石と温根沼のあいだにある林道だ。さっき走ってきた国道44号線をもどり、道道1127号線、道道142号線とつないで落石線林道の入口についた。上の画像の手前が落石線林道で奥は九番沢林道である。まず落石線林道をはしり、九番沢林道はあとでゆこうと思っていた。



落石線林道のでだしはフラットでとても走りやすい。



暗い森と、



明るくひらかれた部分がある。そして古い熊のフンがひとつあった。



5、5キロの林道でのこり1キロとなった地点からジャリが入れられていた。これが深ジャリでハンドルをとられる。ずっと上りなので、ゆっくりとした一定のペースをたもち、肩に力をいれずに、ハンドルに手をそえるようにして通過した。



深ジャリを走りきり落石線林道の出口に到着した。



つづいて落合駅方向にはしり落石林道の入口についた。ここから温根沼にむかう。



根室本線の落石駅の横を通過してゆくと丁字路にでた。奥にすすむと落石循環林道で、手前が落石林道だ。落石林道をすすむ。



すぐにY字路にでる。



右が背臥牛(せぶしうし)林道で、ひらけていて明るい道だ。



左は道道142号線にもどるルートだと思われる。落石林道だろうか。通行量が少ないようで暗くて手入れがされていないようだ。



背臥牛林道をすすむ。



しかし路上にまで木の枝が伸びていて走りづらい。整備が入っていないなと思っていると小さな熊のフンがあった。古いものだ。



やがて通行止めにでた。入口から2、3キロの地点だ。



100メートル先で道路陥没とある。しかたがないので引き返し、Y字路のもう一方に入ってみた。



こちらは手入れのされていない荒れた林道だ。カーブがつづくので熊よけにクラクションを鳴らしてゆく。



すすんでゆくと1、3キロで沼にでて、ここで通行止めになってしまった。



ものすごくきれいなところだ。しかしバイクをとめるとたくさんの蚊が集まってくる。急いで写真をとって逃げだすが、ズボンに何匹もの蚊がとりついているので、左手ではらいのけながら走った。



落石駅の横までもどってきた。後になって気づいたが、落石循環林道を走るのを忘れていた。線路脇をはしるユニークな林道とのことなのでもったいないことをしてしまった。こちらから温根沼にゆくことはできないので、先程の九番沢林道でむかうことにする。



15時すぎに九番沢林道の入口に到着した。前にも書いたが落石線林道と道路をはさんでむかいあっている。



九番沢林道はフラットではしりやすいジャリ・ダートだが、車が通っている形跡はない。



4、9キロで背臥牛林道との分岐点にでた。道路陥没の通行止めがなければここにでられたのである。



すぐ先に第二九番沢林道が分岐している。



その先を下ってゆくと温根沼にでた。温根沼大橋がみえる。



とてもきれいなところだが、水辺なので蚊がいるのではないかと警戒した。しかしここには数匹しかいなかったので、ゆっくりと写真をとることができた。



6、8キロで九番沢林道の出口についた。これで今回のツーリングで予定していた林道走行は終了した。通行止めなどですべてを走ることはできなかったが、いささかの達成感をあじわう。明日からは林道以外でゆきたいところをまわるつもりだ。



道道142号線の北太平洋シーサイドラインで道の駅しらぬか恋問にむかう。



ここは海がとてもきれいだ。



霧多布岬にたちよった。霧のない霧多布だ。



霧多布温泉ゆうゆで入浴する。料金は500円。無味無臭の温泉ではないような泉質だ。湯に入ると熱くてビリビリすると思ったら、自分の体が冷えていた。



ここで日がくれた。

道道808号線、道道599号線で茶内にむかうが、虫がすごい。羽虫がヘルメットのシールドにぶつかって付着し、視界がわるくなる。国道44号線に出ても真っ暗でシールドは虫だらけだから前がよく見えない。それでも80キロで走行していると、速い車にぬかれる。厚岸で給油をした。23、3K/L。145円。霧多布の手前から冷えてきたがさらに寒くなった。鹿の飛び出しがこわいが、それでも交通のながれにのって80キロから90キロで走っていると、車にはねられたメスの蝦夷鹿が路肩によこたわっていた。

寒さがつのってくる。しかし早く車までもどりたくて止まらずに走る。手がかじかんで体が冷え込む。カッパをもっていたから着ればよかったのだ。しかしとにかく早くもどりたかった。



19時半に車までもどってきた。道の駅でテントを張っている横着なライダーがいる。ライダーの姿はない。テントに入っているのだろうか。体が硬直するほど冷えてしまったので、車に乗りかえてセブンイレブンでおでんを買ってきた。あたたかい食べ物がありがたい。

関東の林道では650のDRはもてあまし気味だ。しかし北海道ではジャスト・フィット。舗装路の移動でも250よりも断然速くはしれるから、北海道で真価を発揮していた。道内で250のオフロードではきびしいと思う。

                              車の走行距離8、7キロ バイクの走行距離405、6キロ ダート52、5キロ



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