
新型コロナ・ウィルスの自粛期間中に、2019年の北海道トランポ林道ツーリングのホーム・ページ版のレポートを作成していたが、昔の雑誌も読み返していた。上の画像は1975年のサイクルスポーツ誌だ。7月号と8月号なので、表紙はキャンピング車となっている。キャンプ・ツーリングや北海道、沖縄の紹介記事などがあり、何度もむさぼるように読んだものだ。
1970年代はサイクルスポーツ誌、その後はニューサイクリング誌を愛読していた。

当時は小旅行車、ツアー車とよばれたランドナーの全盛時代だった。100台スポーツ車がいれば95台はランドナーだったものだ。今のロード・バイクばかりの時代とは風景がことなる。
私のランドナーはフレーム変更などで何度か変遷したが、やかで最終的な形に落ち着いた。当時つかえるお金をすべて投入して、憧れの自転車を組んだのだ。それが今も手元にある、ピンクのトーエイ・ランドナーだ。その愛車に久しぶりに乗ってみた。自転車にまたがるとすぐにしっくりと体になじむ。40年も所有しているのだから当たり前だ。この自転車で1981年に北海道もはしった。
昔のサイスポ誌はメカの記事、ツーレポ、イラストに写真と盛りだくさんだ。そしてたくさんある広告も、自転車店の手書きのものが多くて味がある。そんな古い雑誌を見ていると昔にもどってしまう。