テレビドラマの孤独のグルメに登場した、群馬県下仁田町のお店に、タンメンをたべにいった。11月末だが日なたはあたたかく、日陰はひんやりとしていた1日で、DRの朝の始動はキック8回だった。
お店は下仁田駅近くにある一番という中華屋さんだ。
着いたのは12時半すぎ。4人の方が行列していたが、15分ほどで席につくことができた。
店内にはドラマの出演者のサインがある。テレビでは老夫婦が店をやっていて、見習いの若者がいたが、ご主人は引退されたようで、若者が調理を担当していた。
注文をうけると、皮をのばして焼いてくれる餃子。パリパリの皮に熱々の餡がぎっしりだ。一口でたべると、口の中がたいへんなことになるが、美味しい。ひらたい餃子で、厚みが均一なのがよいようだ。
タンメンは野菜がどっさりとはいっている。ただとても薄口。ちょっと物足りないほど。
麺は太麺だ。ボリュームはある。タンメン・餃子で1100円。接客は真摯でとてもよかった。
となりは孤独のグルメにもでてきた豚すきのお店、コロムビア。
細い路地がメイン・ストリートだ。
風情のある町である。
下仁田駅。駅の駐輪場にバイクをとめさせてもらった。
ここは終着駅だ。
食後は下仁田から南にある上野村に湯の沢トンネルをこえてゆく。トンネルをでたところから旧道をもどると、一部で大人気だった、うどんの藤屋があるので立ち寄った。湯の沢温泉やまびこ荘の前だ。
太くて素朴な大盛りうどんの店だったが、閉店したと聞いていた。
入口には心のこもった店主の挨拶と、客のお礼の言葉が書かれていた。
道の駅上野にたちよる。何度も前を通っているが入るのははじめてだ。
バイク用の駐輪場があった。
道の駅では木工品が売られている。
下仁田ネギが8本で500円だった。車なら買ったのだがバイクでは無理だ。残念。
旧中里村から志賀坂峠にむかう。途中に柿が鈴なりになった木があったのでバイクをとめた。誰もとらないのだろうか。渋柿なのか。最近放置されている柿が目立つがさみしい光景である。
志賀坂トンネルをぬけて群馬から埼玉にはいった。ここから秩父にむけて山をくだってゆく。
秩父を通過した先にある、長瀞町の日本一の青石塔婆の看板が前から気になっていた。
立ち寄ってみると大きい。たしかに日本一の高さだ。塔婆はこの地で討ち死にした武将を弔うために、出家した夫人が十三回忌にたてたものとの説明があった。この後国道を南下して帰宅した。