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セローを購入

2021年02月22日 20時19分03秒 | ヤマハ・セロー250


これまでDR650の1台だけに乗ってきたが、ヤマハ・セローを増車することにした。DRを手放すつもりはないのだが、1990年型のバイクはさすがに古くなっていて、長期間のツーリングでは不安なのである。そしてDRはキック・スタートなのだが、このキックをこの先ずっと踏めるのか、自分でもわからなくなったのだ。DRのキックはむずかしく、しかもはげしく踏み抜かねばならない。エンジンはなかなかかからず、10回、20回とキックすることはザラで、かなりの体力をつかう。もしもキックを踏めないときがきたらと、考えてしまう年になった。



DRで荒れた林道を走ると重く感じるようにもなった。もっと軽くて扱いやすいバイクのほうが、オフロードをたのしめると思うのだ。ガレ場でエンストしても、セル付きならすぐにエンジンをかけることもできるが、DRでは足場の悪いところでキックをしなければならない。それで以前から軽くてセルのついているセローがほしいと思っていた。



オフロードバイクは他にもある。ヤマハのテネレ700やスズキVストーム650もいいが、DRとかぶる。それに林道では重くて扱いかねるだろう。ホンダCRF250やカワサキKLX230もあるが、ジャリ道をゆっくりはしる私のスタイルには、セローがいちばんあっていると思うのだ。



車の電動化がすすむ昨今、2輪の世界も規制が強まって、ガソリン・エンジン車はへっていく方向だ。セローも生産中止になるが、再販売されるのか見通せない。手に入れるなら、今ではないか。DRのキックはまだしばらく踏めそうだが、林道ツーリング用にセローをキープしておきたいと思ったのだ。



そもそもほしいバイクはホンダCB1300、カワサキW800、ヤマハテネレ700、スズキVストーム650、それにセローなのである。この年になって飛ばそうとは思わないから、セロー以外はDRで代用できると感じられる。



バイクを買うのはDRを手に入れた1992年以来で、29年振りである。新車を購入したのはカワサキZXー10以来になるから33年ぶりだ。じっさいにセローに乗ってみると原付のように小さくて、軽くて、扱いやすい。インジョクション付きのエンジンはセルで簡単に始動する。メーターはデジタルで時計もついていて便利だ。ただパワーはない。高速ではきついし、北海道でも国道はきびしいだろう。あらためてDRにのってみると、アクセルもクラッチも車体も重い。よくこれで林道を走っていたなと我ながら感じるほどだ。音と振動は大きく、煙も吐くが、それがいいのも事実だ。これからはセローは林道ツーリングやトランポ・ツーリング、DRはキャンプ・ツーリングなどに使い分けてゆくつもりである。
コメント (6)
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