
10月の日曜日。大分で居酒屋に入ることにした。人気店の『こつこつ庵』にゆきたいのだが、日曜は休みなので、去年も日曜日に利用した『紙ふうせん』にむかう。すると紙ふうせんもやっていない。当てにしていたのでがっかりだ。そこで大分の郷土料理のだんご汁のある店をさがしてあるくと、駅前にある、かんてきや、をみつけた。店の前のメニューにだんご汁があったのだ。

炭焼きダイニングバー・かんてきやは、お洒落な雰囲気の店だ。私はプレミアムモルツ、家内はまるで梅酒なノンアルソーダでスタートする。だんご汁を注文しようとすると、品切れだ。むむ、これが目的だったのに、残念。

まずカツオのたたきをチョイス。オニオン・スライスの上にカツオをならべてニンニク・チップなどの薬味をちらした一品。センスのよい盛りつけで、カツオのたたきが一味ちがうようにかんじられた。

家内は椎茸ステーキと焼き牡蠣を注文した。

椎茸ステーキはおもっていたよりもすごいのがでてきた。大分名物のしいたけが映えている。肉厚のどんこのバター・ステーキで、ふっくらとしてゆたかな味わいだ。これはシンプルな料理なので、自宅でもマネさせてもらった。

焼き牡蠣。炭焼きダイニングの実力発揮。

こうしてテーブルにならんだ料理を見ると、この店をえらんでよかったとおもうよね。

大分でしかみないニラ豚をオーダーする。豚バラとニラ、もやしをいためたボリューミーな一品。鍬焼きスタイルでやってきた。かんてきやの料理はどれも手がこんでいて、洗練されている。

ビールから、かぼすゆずビームハイにする。これを2杯。

〆はふわとろぽてさら。これまた凝った一皿だった。ポテサラにふわとろの玉子焼きがのっている。お会計は7040円。