2016年の3月。群馬県の尾瀬岩鞍スキー場にでかけた。沼田ICで関越道をおりて国道をゆく。とんかつ屋の多い、通称とんかつ街道をゆくが、新しいトンネルができて格段に道がよくなっていた。路上に雪はなかったが、スキー場に着く直前にだけ凍結部分があった。
第2駐車場に誘導される。駐車場にも雪はなく料金は無料だった。当日は弟とでかけた。弟と来たのは苗場につづいて今期2度目である。
今期1回目の奥利根スノーパークで左膝をいため、2回目で悪化させていたから3週間スキーは自粛した。膝は完全には直っていないが大丈夫だと思う。ただ正座ができないんだよね。
第2駐車場からゲレンデまで距離がある。バスが運行されているそうだが私たちが着いたときには走っていなくて、500メートルほど、嫌になるほど歩かされた。ここは上り坂である。55からシニア料金だそうで、シニアの1日リフト・ゴンドラ券に食事とドリンクのクーポンがついたものは4100円。大人は4700円だ。因みに70以上のスーパー・シニア券の設定もあった。
ゴンドラで一気に山をのぼる。
尾瀬岩鞍にきたのは3回目か4回目である。国体男子コースと国体女子コースの急坂と、もっとすごい壁斜面が記憶にのこっていた。
ゴンドラをおりて一気に下までおりる。1本目は国体コースはさけて緩いコースをすべった。
ゴンドラの始発駅までもどるとかなりの距離があった。つづいてゴンドラに2回のり、国体女子コースすべったら早くも足にきてしまった。
弟とすべるとどんどん離されてしまう。回転弧も私のほうが大きくて、弟のように細かくターンできない。技術的な話はほとんどしないのだが、久しぶりにアドバイスを受けてみた。するとなるほどその通りだと納得する内容だ。しかし頭で理屈はわかってもすぐにできるわけではない。試行錯誤をしながら滑走した。
時間がたつと下のゲレンデは雪がとけてザクザクになってきた。春スキーらしいがすべりづらい。そこを足首や板の乗るホジション、バイクのリーン・アウトのような姿勢をつくろうとして、弟の後ろをすべっていると、あまりにいろいろなことを考えていてコントロールを失った。ハイ・スピードで転倒し、右のスキーも飛んでしまう。はげしく転倒したので反射的にいためていた膝を確認した。大丈夫だ。よかったとおもったが、このとき肋骨を痛めていて、しばらく苦しい思いをした。
昼食はゲレンデにあるレストラン、ホルンでとった。
食事のクーポンは1000円とドリンクが350円使えるとのこと。そこでビーフカレー1000円の大盛り100円。ビール500円をチョイスして不足金を支払った。ライスは超大盛りにしてくれたのがゲレ食らしかった。
ホルンの店内。
ここが営業しているのは珍しいとは弟の弁。午前中でかなり足にきていた。
午前中もすべったが急坂でコブ斜面のリーゼン・コースとチャンピオン・コースに挑戦する。疲労がたまっていて足がいたかった。
弟はコブをリズミカルに攻略してゆくが、私は歯がたたない。直線的にはすべれず、ごまかしておりた。
空いていて雪質もよい西山コースを集中的にすべる。たまにリーゼンに戻り、コブに挑戦した。
岩鞍はすべりごたえのあるスキー場だ。広くてコースも多彩だし、スキーヤーのレベルも高い。沼田ICから遠いのがマイナスだが、シーズンに1回はたずねたいと思う。
スキー、スノボ・アプリのスノー・ウェイによると、リフト乗車25回、滑走25回、滑走距離49、3キロ、最高速度56、2キロと記録されていた。
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