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2022御荷鉾スーパー林道ツーリング

2022年07月10日 21時13分08秒 | ツーリング関東


6月の休日。群馬県の御荷鉾(みかぼ)スーパー林道をはしりにいった。まずむかったのは『道の駅上州おにし』から国道462号線を西に800メートルほどすすんだところにある、根際林道だ。御荷鉾スーパー林道は舗装路がおおいので、まずダートのある根際林道をはしることにしたのである。



根際林道は舗装路ではじまる。



コンクリートやアスファルトの路面を2、5キロゆくと急坂のダートになった。



未舗装路1、2キロで林道栢ヶ舞線とV字状に合流する。栢ヶ舞線は山をくだり国道462号線に接続するようだ。



合流点にはお地蔵様がいらっしゃった。ここでホンダCRF250とすれちがった。



合流点から400メートルすすむと舗装路になる。



御荷鉾スーパー林道にはいり、舗装林道をすすむと雨降山の登山口についた。



ここには神流湖方向から林道坂原線が接続している。御荷鉾スーパー林道はかつて60キロをこえる関東で最長のダートだった。私もはじめてのオフロード車、カワサキKDX200SRにのっていた1990年ころに来たことがある。ジャリや岩盤、ゴロゴロ石に泥と、路面がめまぐるしく変化するのについてゆけず、苦労した記憶がのこっている。その後は舗装化がすすみ、2005年にきたのを最後に足が遠のいていた。そのときの記録は『上州・御荷鉾林道周辺の未舗装路探訪』をどうぞ。今回は通行止めだったダート区間がとおれるようになったと聞いてやってきたのである。



舗装路をすすみ法久峠(ほっくとうげ)についた。神流湖から案内にしたがってスーパー林道にのぼってくるとここにでるのだとおもう。



ここにもお地蔵様がいらっしゃった。法久峠地蔵尊とある。



完全舗装された御荷鉾スーパー林道をゆくとダートの枝林道をみつけた。東御荷鉾林道だ。



ダートがあまりにないのでここに入ってみた。バイクの走ったあとがある。1台のオートバイが往復したような感じだ。拳大の石がゴロゴロしている路面をくだってゆく。



1、5キロで舗装路にでた。帰ってからしらべてみると2005年にもここを走っていた。当時はダートが6キロあったとある。『上州・御荷鉾林道周辺の未舗装路探訪』。



きた道をひきかえして御荷鉾スーパー林道にもどった。



スーパー林道をゆくと材木の集積地があった。



蛇をひきそうにもなる。赤茶の見たことのない蛇だった。



みかぼ森林公園にむかうと舗装がきれた。ここからダートが15キロつづく。



すぐに広場がありカブの女の子がいる。奥の東屋にはオフローダーの男女3人がいて昼食をとっていた。林道でカブの女の子にあったのははじめてだ。オフロード・バイクにのる女性はいくらでもいたが、カブはいなかった。アニメの影響だろうか。



私も木陰にセローをとめた。



ここのベンチで昼飯にした。鬼石のセブンイレブンでかってきたホットドックにいなり、おにぎりである。カブ女子は先発していった。



食事をおえて御荷鉾スーパー林道のダート区間をゆく。ちょっとした広場があると野営禁止、焚き火禁止の看板がある。近年はキャンプ・ブームでマナーをまもれない者がいるのだろう。山の中で焚き火なんかしたらダメに決まっているでしょ。山火事になるかもしれないと考えないのかな。山の関係者や地元の人からしたらとんでもない所業だ。



写真をとっているとハンターカブの男性にぬかれた。ハンターカブは昔から林道に棲息する。カブは見たことがないのだ。



ハンターカブはガレた下りで苦戦しているからぬいて先にゆく。



ダート15キロで丁字路にでた。右は下仁田とある。とまっていると右の下仁田方向からカブ女子がやってきて、左にいった。ハンターカブの男性もおいついてきて右へゆく。地図をみているとハンターカブ氏がもどってきて左方向にいったから、下仁田方向は通行止めなのかもしれない。それとも単なるミスコースか。



丁字路を左にゆく。ダートはすぐに舗装路になった。



道路が崩落している地点につくとカブ女子とハンター氏もいた。



ハンター氏、カブ女子と先発し、私もはしりだしてカブ女子をぬいた。展望デッキの案内があったのでたちよる。



デッキから対面する山なみをみる。ここにはハンター氏もいた。



ハンター氏は会釈をして先発していった。



舗装林道をすすみ塩之沢峠についた。ここでスーパー林道はおわりかとおもったらまだつづく。



最後のダート区間がはじまる。



未舗装は7キロとのこと。



石がゴロゴロしている道をくだってゆく。



2・3キロゆくと道は平坦になったが、水たまりがおおくヌタヌタもあった。



6、4キロでダートをぬけた。御荷鉾スーパー林道は15キロ+7キロで22キロのダート走行が可能だった。



舗装路をくだってゆくと大仁田ダムにでた。



大仁田川?にそってくだってゆくと県道93号線にでた。



1990年にはしったときはゴールは観能という集落だった。ここはその手前の砥沢だ。途中に通行止めの道があったから、砥沢にでたのだろうか。それよりもここは見覚えがある。1990年に来た際にはカワサキKDX200SRだったことは前に書いた。このバイクはエンデューロ・レーサー・レプリカで割り切った造りかたをされていた。タンクが小さくて120キロほどしか航続できないのだ。当時御荷鉾林道をはしっていてガスがなくなり、山をくだって給油をし、ついでに神社の前にあった食堂で天ぷらうどんをたべた。それがどこだったのかずっとさがしていたのだ。



店の前には砥沢神社がある。ここがさがしていたうどん店にまちがいないが、店は残念ながら少し前にやめてしまったようだ。下仁田にくだって国道をゆく。御荷鉾スーパー林道は枝道がおおいので、まだまだ探索がたのしめる。これから定期的にかよいたいとおもう。

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