放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

喜多方ラーメンの雄 坂内食堂

2016年08月07日 09時52分20秒 | グルメ東北


2016年の7月。喜多方にやってきた。土曜日だが今日は雨。しかも時間は10時だから、GWには大行列で入るのを諦めた坂内食堂も、待たずに席につくことができた。

まずメニューをえらんでお金をはらうシステム。しかる後に空いているカウンターに腰をおろした。



他の店にハシゴするつもりなので、いちばんシンプルな支那そば650円をチョイスした。店内はひろい。そこに客は五分の入りだった。



セルフの水をのんで待っていると5分ほどで支那そばはやってきた。すきとおったスープがなみなみと丼にそそがれている、きれいなラーメンだ。たべてみると、あっさりスープにふわふわの麺がよくあっている。チャーシューはしっかりした味つけ。メンマも美味しかったのだが、たべすすむと、あっさりと感じたスープがしょっぱくなってくる。喜多方は塩分の強目の土地なのかもしれない。これは気になってしまった。

喜多方でいちばん美味しいと感じるが、フランチャイズの坂内のほうが洗練されていると思う。

店内は若い男女の店員さんが骨惜しみせずに働いている。それを見ているのは心地よかった。




坂内食堂ラーメン / 喜多方駅

昼総合点★★★☆☆ 3.3



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富士吉田うどん みうらうどん

2016年08月05日 18時54分16秒 | グルメ関東・東京以外


富士吉田にうどんの食べ歩きにやってきた。しんたく、で一杯ためしたがあまりよくなかった。そこで有名店の白須うどんにゆくことにしたが、みつからない。バイクで迷走していると、繁盛しているうどん店があるので、ここに入ることにした。それが『みうらうどん』である。

みうらうどんの前には広めの駐車場があるが満車で、店内も満席のため7人待ちとなっていた。それでも回転は速いから、すぐに相席のテーブルにつくように指示された。みうらうどんは女ばかり10人ほどでまわしていている店だ。厨房はフル回転し、店員が小気味よく働いている。店舗はプレハブで、繁盛しているが、店内は雑然としていた。



頼んだのは肉うどんの中450円である。うどんは5分とかからずにやってきた。さっそくたべてみると、出汁はよい味だ。なんのだしをつかっているのかわからないが、つゆには感心する。うどんはかたくなく、甘い後味。量は多く大盛りくらいあった。馬肉は甘辛く煮てあり、しんとくよりもこちらのほうが美味しかった。ただ難もある。

いつも混んでいるからか客扱いが雑だ。接客に感謝や敬意も感じられない。気どらない土地なのかもしれないが、座布団を足でなおして、ここにどうぞ、と客に言うのは見たことがない。

富士吉田のうどんよりも都内や関東のうどんのほうがレベルは高い。ただ讃岐うどんよりは美味しいと思う。讃岐は富士吉田よりもだいぶ安いが。

富士吉田のうどん。この土地に思い入れがないと、再訪はないんじゃないかな。




みうらうどんうどん / 下吉田駅葭池温泉前駅月江寺駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0


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富士吉田うどん しんたく

2016年08月03日 18時43分14秒 | グルメ関東・東京以外


富士吉田にうどんの食べ歩きにやってきた。何件かの候補があったが、市内を勘ですすみ、はじめについたのが『しんたく』だった。場所は新倉富士浅間神社の近くだが、わかりにくいところだ。



お店についたのは10時40分だ。営業は11時からなので待っていると、11時前に店にいれてくれた。待っていたのは私と車の青年のふたりである。



『しんたく』の評価は富士吉田で最高クラスで、注文するのは肉ときんぴら入りの肉金うどん540円と決めていた。メニューを見るとおすすめマークがついているふたつのうちのひとつだ。うどんにきんぴらは珍しいが、肉が馬肉なのも吉田うどんの特徴である。



注文は紙に書いてわたすシステムで、注文もいちばんで出した。客はぱらぱらと入ってきて7・8人となった。お店は民家である。これも富士吉田らしいところだろう。



うどんは2・3分でやってきた。



水とあげ玉はセルフとなっている。あげ玉を入れてたべてみると、出汁はあまい。うどんはかためだが、それほどでもなく、馬肉は癖はないがパサパサしている感じ。キャベツはしゃきしゃきしていてよく、きんぴらはピリ辛。

日常食としては悪くないが、わざわざ食べに行くほどでもないと思った。



富士吉田のうどんは武蔵野うどんや水澤うどんにはおよばないと思う。





しんたくうどん / 下吉田駅月江寺駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0






コメント (2)
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喜多方の郷土料理屋 田舎家

2016年08月01日 17時42分43秒 | グルメ東北


2016年のGWに喜多方を旅した。喜多方と言えばラーメンで、何件かたべたのだが満足感が得られなくて、郷土料理をためすことにした。具沢山の汁物、こづゆを味わいたいと思っていたので、市役所前にある田舎家さんにはいった。



こづゆをたのむのは決まっていた。問題はメインを何にするのかで、GW限定のランチメニューを見ると、馬ロース漬け丼1200円がある。これにしたが、その上にある馬刺し定食1600円を見落としていた。漬け丼も美味しかったのだが、馬刺し定食はふたつの部位の馬刺しだそうで、後で気づいて少々残念な思いをした。

家内は揚げだし豆腐500円をえらぶ。それにこづゆ500円をふたつお願いした。私の馬ロース漬け丼定食には味噌汁がついているのだが、こづゆをたのんだので外せるのかたずねると、OKとのこと。これで定食は100円引きとなった。



まず馬ロース漬け丼がやってきた。料理は会津漆器に盛られていて、とてもきれいだ。漆器はとても軽いのもよい。馬ロースはワサビともみじおろしをつけてたべると、さっぱりとしていて美味しい。馬肉は浅い漬け加減で刺身のような感じだ。その分味はうすくて、しょう油をもうひとたらしかけたい気持ちもした。



馬ロースのまわりにはシソやミョウガ、セリなどがとっぴんぐされていて、この苦味と歯ざわりがアクセントになっていた。



揚げだし豆腐はふつう。ボリュームはあり。



たべたかったこづゆ。ホタテの貝柱の乾物でだしをとり、細かくきざんだ野菜類がたくさん入っている汁だが、箸をつけるとやめられなくなるほど美味しかった。滋味豊かで、しみる味。貝柱をのこす場合と、とりだすこともあるそうだが、ここではが入っていなかった。いずれにしてもとてもレベルの高い一品で、喜多方はラーメンじゃなくて、こづゆや馬刺しだと思った。



接客は気持ちよし。会津漆器もとてもよい。田舎家さん、夜に飲みにもきたいお店だった。





会津 田舎家郷土料理(その他) / 喜多方駅

昼総合点★★★☆☆ 3.7


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