U2, Mick Jagger, Fergie - "Gimme Shelter" at the Rock and Roll Hall of Fame 25th Anniversary Shows
2019年6月号PART2「成りあがった理由」はこちら。
三位一体改革について片山善博さんがつくづくと語っている。
最後は多勢に無勢で、賛成派が押し切り三位一体改革は実現した。では現状はどうかといえば、多くの府県で教員の非正規化が進行している。正規教員を非正規教員に替える手法で、教育財源を切り詰められるのである。また、今年度の税制改正では、東京都の税収を地方の道府県に回すための荒っぽい地方税法改正が行われた。彼我の税収格差があまりにも拡大したからである。
「それみたことか」
と言いたいところだが、ここでは三位一体改革を元に戻すように提案しておく。非正規化への歯止めと財政格差の是正につながり、一石二鳥だ。取り組む意義は大いにある。
……まったくだ。あの頃の首長たちの判断には呆然としたっけ。特に改革派と呼ばれた人たちの首長には首をかしげた。首長として、自分の決裁のエリアを増やしたいという欲望のために、しかし結果として残ったのはこのような次第だったわけだ。
片山さんは礼儀を知っている人だから遠慮がちだけれども、実は大声で「それ見たことか!このバカどもが」と叫びたいのが透けて見える。
さて、実は地方ではまだまだ改革を信奉している、あるいは夢をふりまいて人気取りに一生懸命な勢力が健在だ。大阪(言っちゃったけど)を都にして、はたしてどれだけの効果が?
維新に投票する人たちに問いたい。ちょっとスカッとしたいだけじゃないよね。ちゃんと考えて投票してるんだよね?この問いかけが逆効果なのは承知だけど、わたしもちょっと大声で叫びたくなるときがあります。
本日の1曲は、まさかまさかのメンツによる「ギミー・シェルター」すげえ。わたしは何がショックかと言って、ボノはともかく、エッジより自分が年上だという事実です(笑)
2019年7月号PART1「同級生の結婚」につづく。