お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

腕輪念珠

2007年02月19日 | 仏教
 暖かい冬が続いています。草取りに忙しくなってきました。
 きょうは、楽しみに受講している真宗講座の日だったのですが、お葬式が入りパス。

 ところで、念珠(数珠)には、普通の念珠の他に腕輪(ブレスレット)タイプの念珠もあり、私もお寺の会合などの折、腕につけて出かけることがよくあります。

 時々、若いのに腕輪念珠をしている人を見かけ、「へえ、仏教に帰依しているのかしら? 若いのに感心」なんて思っていたら、そうでもなかった。

 単なるファッション、つまり装飾としての念珠タイプのブレスレット。
 あるいは石に不思議なパワーがあって(?)魔除け・あるいは健康のため着用。

 う~ん、念珠をして魔除けになるのなら、寺関係者は交通事故にも災害にも遭わず、病気にもならないはずだけど、残念ながらそういうことはあり得ない。
 
 いつも念珠をしている僧侶が、金運がよくなることもない。生牡蠣、電信柱にあたっても、宝くじに当たることはない。(買わないから当たるはずもないが・・・)

 そういえば、総代のM・M氏は「宝くじで3億円当たったら、1億円を寺に寄付する」と言われて、もう何年も楽しみに待っているんだけどなあ

 念珠は魔除け・幸運を呼ぶ「おまじない」ではなく、仏を敬う法具であります。

 

 
コメント (2)
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