お寺のオバサンのひとりごと

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平和を願う集い

2014年08月06日 | 仏教
 きょう、浄土真宗本願寺派佐賀教区の 第22回「平和を願う佐賀教区の集い」~全戦争犠牲者追悼法要~ が、勤修されました。

 8月6日と言えば、広島に原子爆弾が投下された日、これは誰もが知っていることですが、
同日、8月6日は、佐賀が、B29の空襲を受けた日でもあるのです。(8月5日~6日にかけて空襲があったそうです)
 毎年、8月6日に「平和を願う佐賀教区の集い ~全戦争犠牲者追悼法要~」が勤修されています。
 
 「全戦争犠牲者」ということは、「日本を守る」という名の下に、戦死された兵士 のみならず
原爆、空襲、沖縄の地上戦、あるいは、海で撃沈され、亡くなった一般の日本人 のみならず
敵味方の区別なく(外国人の方々も)

また、今も世界中で戦争の犠牲になられている方々も含む、

全ての戦争犠牲者の追悼法要です、

 「追悼法要」・・・それは、ただ、世間でよく使われ、イメージされる「鎮魂」のため の法要ではありません。
 煩悩まみれの私が、「亡くなっ方々の魂を鎮める なんて、不遜で、おこがましい

 そうではなく、一人ひとりが、人間の罪業を自覚し、平和であるための努力をする 「自覚」をする 法要であります。 
 

 
コメント (2)
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