法専寺も、年末から、今年になって、数軒「直葬」(通夜、葬儀をされずに火葬される)がありました。
どのお宅も、やむを得ない、ご事情がありました。
それでも、法専寺には、前もってご連絡いただき、火葬場から、お骨を抱いて、お参りくださいました。
きょうの「直葬」後のお参りは、ご遺族お一人だけでした。
親しくさせていただいているご近所さんのご葬儀に住職がお参りして不在中でしたので、私が、そのご遺族と共に、読経させていただきました。
どんな縁で、どのように人生を終えるかわかりません。
しかし、「私」側に、何の条件もつけられない阿弥陀如来の救いは、なんと尊く有り難いのだろうと、深く味わいつつ、時々、声をつまらせ、お勤めさせていただきました。
南無阿弥陀仏