お寺のオバサンのひとりごと

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愛別離苦

2024年10月19日 | 仏教
 「愛別離苦」(あいべつりく)とは、愛するものと別れなければならない苦悩。
 お釈迦さまが説かれた「四苦八苦」(思い通りにならない苦しみ)の一つ。
 大学同窓会の九州交流会から呑気に帰宅したところで、
お隣N組の前坊守さまの訃報に接しました。えっ〜、お元気だったのに・・・と思いましたら、突然の体調悪化・急逝でいらした。
 通夜の法話も、喪主・前住職さまのご挨拶も涙と共にお聞かせいただきました。
 長年、喜怒哀楽の生活を共に過ごした大切な連れ合いを無くす喪失感、愛別離苦のつらさは、我がことにならないと、その酷しさがわからないと思います。
 我が家も、夫が先か、私が先か、はたまた、思いがけないことで、若い者に先立たれるか、明日のことは全くわかりませんが、
 死んでおしまいではない(死んで行き先が、わからない不安はない)。
 人生の行き先・お浄土があってよかった。
 お互い、また会える世界があってよかった。
 残された者の慟哭にご一緒くださる阿弥陀さまがいてくださってよかった。
 南無阿弥陀仏
 
 
 
コメント
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