お仏壇は先祖を祀る入れ物で本家にあるもの。 または、お仏壇って、家族が亡くなって初めて自分に必要になる物と、誤解されている方が多いです。
お仏壇は、核家族で一同元気な間は自分の生活に無用の物と。
本当は、仏壇はミニお寺。
お仏壇は死者を祀る入れ物でほありません。(故人を偲ぶ縁ではありますが)
洗面所の鏡は外見を映しチェックする鏡。
お仏壇は、私の心を省みる鏡。
先に亡くなったご家族は、今は尊い仏さまですよね。
仏さまと仰ぐから「御仏前」「お仏壇」。
真宗ではご本尊は阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)。
故人は阿弥陀如来と同じはたらきの仏さまに成っておられます。つまり、阿弥陀さまと同じように、智慧の光で私を照らし、慈悲の心で私を願っておられる。
だから「御本尊なんて知らない、わからない、我が(故人の)家族、我が先祖しか大切に思えない」というのは自己中心の考え方。
故人・仏さまは、そんな私を悲しんで見ておられます。
「もっと大きなお蔭さまの中に生かされ生きていることに気づきなさい」と。
現代、新築のお家に「仏間」なんて部屋は無いと思いますが
写真↑ は本山(西本願寺)の正式なミニ仏壇(ご本尊)。
サイドテーブルに置いて、手を合わせることができる小さなお仏壇です。(折りたたみもできて、引越しも簡単)
朝夕、いや、1日1回でも
お仏壇の前で、仏さまと会話する時間を持つのは、とても心豊かな尊いことかと存じます。
南無阿弥陀仏
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