今日、長年の懸案であった
保津川のゴミ問題解決を目指した
プロジェクト「保津川ハートクリーン作戦」
を開始しました。
私達の仕事場・保津川には、洪水のたびに上流から
大量のゴミが流れてきます。
これらのゴミは、船の航路両岸に引っかかり、
著しく景観をそこねており、観光業を営む者として
いつも心痛めていた問題でした。
このゴミ問題解決は私達にとって、至急に掛からな
ければならない問題でしたが、行政では管轄の問題等で
予算が取れず、遊船という会社で事業を行えば
作業中の事故などの際、労災などの補償問題が難しく
(おかしな話ですが、労災を使うと企業評価を下げるぞ!
と労働基準局に怒られます)
また水位の増水の度に作業に掛かると、
いたちゴッコという意見が多く、中々取り組めなかった
のが実情でした。
しかし、保津川下りは京都有数の観光産業です。
保津川が汚れていることは京都の恥、私達船頭の恥です。
行政や会社側の反応を待っている事はできません!
「私たちの仕事場を自分達がきれいにしなくて、
誰がするのか!」という気概のもと、
「私達船頭のボランティアの手で掃除をしよう」
と、このブログにも登場してくれた森田孝義君や
ロマンの男・保津川のジョニーこと、山内茂君ら
若手船頭達が立ち上がってくれました。
彼らは賛同する船頭の署名を集め、遊船本部に嘆願書
を提出、その熱い思いを会社側も受けてくれ、
ボランティアの許可を頂いた次第です。
このボランティア制度が許可されたことで、
今後、増水後のゴミを随時掃除できる
体制が整いました。
夏の川掃除は、足場の悪さだけでなく、
マムシやスズメ蜂の巣など、本当に
命にかかわる危ない作業となります。
それにもかかわらず、自分達の川を美しくしよう
という若手船頭の心意気、男気を感じてください。
今日実施した川掃除には、約40名の船頭が
参加してくれました。その中でも、
若手の熱い思いを意気に感じて下さったのか、
炎天下の中、大ベテランの船長さんクラスの方々も
参加して下さいました。
本当に目頭が熱くなる思いでした。
長年の懸案であったゴミ掃除を通じて、
保津川遊船の気持ちが一つになる手応えを感じました。
これぞ!まさにハートクリーンです!
船頭みんなのこの熱い思いを胸に、
夢である保津川下りと峡谷の「世界遺産」登録を
目指して進んで行きたいと思います。
これからも皆様のご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。
保津川のゴミ問題解決を目指した
プロジェクト「保津川ハートクリーン作戦」
を開始しました。
私達の仕事場・保津川には、洪水のたびに上流から
大量のゴミが流れてきます。
これらのゴミは、船の航路両岸に引っかかり、
著しく景観をそこねており、観光業を営む者として
いつも心痛めていた問題でした。
このゴミ問題解決は私達にとって、至急に掛からな
ければならない問題でしたが、行政では管轄の問題等で
予算が取れず、遊船という会社で事業を行えば
作業中の事故などの際、労災などの補償問題が難しく
(おかしな話ですが、労災を使うと企業評価を下げるぞ!
と労働基準局に怒られます)
また水位の増水の度に作業に掛かると、
いたちゴッコという意見が多く、中々取り組めなかった
のが実情でした。
しかし、保津川下りは京都有数の観光産業です。
保津川が汚れていることは京都の恥、私達船頭の恥です。
行政や会社側の反応を待っている事はできません!
「私たちの仕事場を自分達がきれいにしなくて、
誰がするのか!」という気概のもと、
「私達船頭のボランティアの手で掃除をしよう」
と、このブログにも登場してくれた森田孝義君や
ロマンの男・保津川のジョニーこと、山内茂君ら
若手船頭達が立ち上がってくれました。
彼らは賛同する船頭の署名を集め、遊船本部に嘆願書
を提出、その熱い思いを会社側も受けてくれ、
ボランティアの許可を頂いた次第です。
このボランティア制度が許可されたことで、
今後、増水後のゴミを随時掃除できる
体制が整いました。
夏の川掃除は、足場の悪さだけでなく、
マムシやスズメ蜂の巣など、本当に
命にかかわる危ない作業となります。
それにもかかわらず、自分達の川を美しくしよう
という若手船頭の心意気、男気を感じてください。
今日実施した川掃除には、約40名の船頭が
参加してくれました。その中でも、
若手の熱い思いを意気に感じて下さったのか、
炎天下の中、大ベテランの船長さんクラスの方々も
参加して下さいました。
本当に目頭が熱くなる思いでした。
長年の懸案であったゴミ掃除を通じて、
保津川遊船の気持ちが一つになる手応えを感じました。
これぞ!まさにハートクリーンです!
船頭みんなのこの熱い思いを胸に、
夢である保津川下りと峡谷の「世界遺産」登録を
目指して進んで行きたいと思います。
これからも皆様のご指導、ご鞭撻よろしくお願いします。