保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

船頭の健康診断

2005-07-29 16:48:25 | 船頭
保津川の船頭には、一年一回、自分の
身体をチェックする為の健康診断が
義務付けられています。

船頭は身体が資本のお仕事です。
ましてや、船の操縦という、お客さんの
命を預かる仕事でもあるので、
日ごろから健康状態をチェックすること
はとても大事な事といえます。

昨日がその検査の日でした。
京都市内の医療機関から、X線のバスと
ワンボックスカーで、お医者さん、
検査技師さんたちが、午後3時には
遊船の乗船場までやって来られました。

診察は最終船が出る3時半から始まります。


まずは診断書に、日常生活の様子や過去の病気経験を
自己申告します。
お酒は少しいける口ですが、タバコはまったく
吸わないはっちん。外食もあまりしない、
書き込んでいるうちに模範解答が出来上がり
ます。しかし、睡眠の欄でこの模範解答は
大きく崩れていきます。根っからの
夜型人間、午前1~2時は当たり前、睡眠時間も
平均5時間弱です。
それに伴い、夜食という間食も取ってしまい、
最悪に近い日常生活へと回答は向かってしまいました。



診断書を持って、各診察ブースへと並びます。

検査は胸部のX線から身長、体重の計量から尿、
視力、聴力と進み、検査のメーンイベント
採血へと続きます。

採血は子供のころから大の苦手!

打撲、骨折なんでも来い!のはっちんですが、
この細い注射針にはちょっと弱いのです。
あの細くて鋭利な針が血管に差し込まれる
感触と、超局部的で中途半端な
痛みがたまらなく神経を揺さぶり
嫌いです。

今年の検査技師さんは、かなり上手な方
だったので、それほど痛みは感じなかった
のですが、自分の血管と相性が合わない
検査技師さんだったら、なんか、物凄く
痛いですよね。

まあ~ともかく、大事な身体のことです。
しっかり検査してもらわないいけません。

今年は体重が少し増えていたので、
コレステロール値が少々心配ですが、
なんの異常なないという結果を待ちたいです。

健康である事が仕事の第一条件ですから、
これからは不摂生を改善し、
模範的な生活サイクルの確立を
目指すことにします。

多分、このブログをやっている間は
ダメだと思いますが・・・