保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

仏蘭西菓子 オ・グルニエ・ドール

2006-02-06 22:22:51 | シリーズ・京都を食う!
甘味&スイーツに目がない私はっちんは、
只今、京都のスイーツを食べ歩く行脚の日々を
送っております。

今、京都のスイーツ業界で人気のお店といえば、
ここ「オ・グルニエ・ドール」です。

オ・グルニエ・ドールとはフランス語で『金の蔵』という意味。

お店オープン一年余りで、京都はもちろん全国にその名を
知らしめた、京都スイーツの名店です。

京都の台所・錦市場から堺町を北へ上がった
細い路地が、このお店の正面玄関です。



京都の町家独特の‘ウナギの寝床’には違いないのですが、
さすがは人気・実力ともにNO.1と評判のお店です。
細い路地は観葉植物や色とりどりのお花で飾ってあり、
店内はフランスの洋菓子屋さんムードがいっぱいの
オシャレな空間です。


ショーケースに並べてあるケーキは、
本場フランスの三ツ星レストラン「アラン・シャペル」の製菓長
まで務めた西原シェフオリジナルの美しいケーキばかり。

思わず目移りして、じ~っとショーケースの中のケーキたちと
にらめっこをしてしまいました。

その中でも雑誌やTVでよく紹介されている、最も人気がある
「ピラミット」と呼ばれるチョコレートケーキを注文しました。


シェフがフランスで活躍されていた時に見た、ルーブル美術館の前
玄関にあったピラミッドから発想したというこのチョコケーキは、
シャープな直線で正確に再現されていて、見て楽しめる一品。
食べる為に形を崩すのが惜しい!と思わせるケーキに出会ったのは初めて。

表面はパリッと固いチョコで包んであり、フォークを入れると
濃厚な数種類のチョコで重ねられていて、一口食べると、
口に中にチョコの苦味と甘味が絶妙のバランスで広がります。
「あごが落ちる」とは、まさにこのケーキのために有るようなものです。

チョコレート好きのはっちんも、こんなに美味しいチョコケーキとの
出会いは初めての経験で、さすがは噂どおりのお店でした。

う~ん、さすがは京都、食のレベルが高いことを実感させられます!

また、ブレンドのコーヒーが香りがよくてマイルド。
まさに「大人のコーヒー」でした。

このコーヒーがチョコに合い、幸せな気分に浸れました。

このお店では、年間20℃に調整してある果物のty蔵子
があり、いつも新鮮な季節の旬の果物を使用してケーキを
作られているそうです。

果物はもちろん、季節のものを使うので、季節ごとに
商品が変わるのもスイーツを楽しむ人には嬉しいこだわりです。

今度は是非、フルーツ系のケーキをいただきに上がりたいです。

人気店であり、また店内は14席だけなので、
時間に余裕を持っていかれることをオススメします。

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パティスリー 「オ・グルニエ・ドール」

京都市中京区堺町通錦小路上ル527-1
電話 075-231-7782

営業時間 AM11:00~PM7:00

定休日 第二火曜日(不定休)毎週水曜日

ピラミッド 450円  シシリー400円 
イチゴのミルフィーユ470円 ブレンドコーヒー470円