保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

保津川よ、ありがとう!ささぶね&エコ開削付きBBQ大会

2006-09-03 18:27:17 | 空手・格闘技
昨日は我が空手道場「斯道会」主催の「保津川BBQ&ささぶねイベント」でした。

場所は私の仕事場・保津川遊船乗船場のちょうど真ん前。
対岸に位置する河原を使用させていただきました。

天候にも恵まれ、最高のBBQ日和です。

午前11時スタートとなったBBQ大会には多くの道場生と
そのご家族が参加してくださりました。

そしてこのBBQ大会には、今年度亀岡市が実施している
「保津川開削400周年記念イベント・エコ開削&ささぶね流し」との
コラボレーションというスペシャル付きでの開催となりました。

先ずはBBQで腹ごしらえです。

前日、京都中央卸市場で買い付けた明石産の「蛸」と
「ホタテ」に「剣先イカ」串焼です。

まだ磯の香りと海塩の味が残る海鮮焼はこの日、一番の人気でした。

太陽の下、美味しい自然の恵みに舌鼓!思わず笑みもこぼれます。



おやおや~早速、食べ終わった子供達が保津川の魚を釣りを始めました。
子供らは、お腹が満腹になってもじっとはしていない、凄い行動力です。

捕まえた子魚をペットボトルに入れ直し、お持ち帰りです。

子供達、すっかり保津川に親しんだ様です。

思い切り保津川で遊んだ後はいよいよ「エコ開削&ささぶね流し」


その日は、ささぶね流しの立案者で「保津川開削実行委員会」の
イベントリーダーである中野恵二さんや亀岡市民新聞の竹内記者も
取材に駆けつけて下さり、賑やかに「エコ&ささぶね流し」開始です!


「エコ開削&ささぶね流し」は、保津川や支流の川の美しい流れを遮る
ゴミなどの障害物を取り除き、流れがスムーズになった川に、了以翁の様な
大志を抱きそれぞれの願いをこめて流すもの。
先ずは河原に落ちているゴミを拾うことから始めます。

ゴミ拾いが終わると、いよいよささぶね流しです。

でも、「ささぶねって、どやってつくるの???」「むずかしい~」

中野さんや作り方を知っている大人の人に教えてもらい「僕のささぶね、完成!」

お願いカードにそれぞれ思い思いの願い事を書き込み、ささぶねに乗せます。
おや~彼は「大会でゆうしょうできますように・・」って書いたようです。
この願いが叶う様に明日からまた一生懸命に稽古しよう!


中学・高校生たちも願いを書き込みます。
願い事は勉強の事、空手の事、それとも恋愛の事かな・・・

さあ~ささぶねが完成したら、願いをこめて保津川へ流そう!

僕の、私のささぶね、出航! それいけ!それいけ!
自分たちの手で流れをこしらえささぶねに勢いをつける子供達!

保津川の急流に乗り、遠く大海まで願いが届きますように・・・

それぞれの熱い思いを乗せて、ささぶねは保津川渓谷から
嵐山、淀川、太平洋という大きな世界を目指して
と流れて行きました。

道場内とは、また一つ違った経験をした子供達。
本当に楽しい道場イベントとなり嬉しく思います。

また、明日から空手に勉強に頑張っていきましょう!

当イベントにご協力いただいたご父兄の皆様、実行委員会の
中野さん、亀岡市民新聞の竹内記者、門の西田さん、
差し入れ頂いたととやさん、本当にありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。感謝! 

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