保津川下りの船頭さん

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斎宮行列「御禊の儀」に遭遇。

2008-10-19 21:40:33 | 船頭
平安時代、天皇の即位するごとに伊勢神宮に遣わされた
斎宮(斎王)の行列「斎王群行」を今に再現する「斎宮行列」
が今日、大堰川を含む嵐山一帯で行われました。

私にとって嵐山・大堰川で行われる平安王朝絵巻
を再現するお祭りを保津川の船で見物していくのは
楽しみのひとつ。

なんといってもあの煌びやかな装束を身にまとった
斎宮や女官の方の優雅さはいいですね~

今日は斎宮行列のフィナーレにあたる
「御禊の儀」に遭遇しました。

御禊の儀は、斎宮が伊勢神宮に向かう前に大堰川の
水で身の穢れを清め、その穢れを人形の紙に託し
川へ流したという行事。

その儀が終わると、船舞台の上で
「雅楽の奉納」が行われていました。

心が透き通るようなやさしく優雅が雅楽の音色にあわせて
煌びやかな装束を身にまとった舞人が独特の振りをつけ舞います。

日に2回も川を下って疲れた私の身体を
やわらかい音色が癒してくれるように感じました。

和の音楽・雅楽はやっぱりいいですね~
1300年前から我が国で受け継がれてきた
伝統の日本音楽は、DNAに染み渡るのでしょうか?

いつもいい加減に‘笛’を吹いていた私ですが、
これから「本格派の雅楽をマスター」と決意を
新たにするはっちんなのです。

あんぽらさん、ご指導の程よろしくお願いします~。