一昨日、京都ホテル・オークラでジャーナリスト
桜井よしこさんの「今こそ国益を問え」と題した
の講演会が開かれ、昨年に続きはっちんも
聴講してきました。
柔和で上品な語り口から、問題の核心部を
鋭く付く評論と解説で定評のある桜井さん。
ジャーナリストとしての独自の行動力と豊富な情報網
から分析される具体的な提言には説得力があり、
日本言論界には珍しい、国家戦略としての正論を
述べられる論客です。
講演では六ヶ国会議を完全勝利でおさめた北朝鮮問題から
中国とアメリカの「ステークホルダー」関係の強化、
中国とロシアで設立した「上海協力機構」へのアジア諸国
の参加動向などを分析しながら、変化する国際政治の中で
今の日本が置かれている危険な現状を指摘された。
特に衝撃的だったのは「中国とアメリカの軍事力は
ほぼ互角に戦えるレベルにまで達してきた」という
分析の上から、その軍拡の目的は中国共産党が国家第一目標
に掲げている「第一列島奪還計画」にあるという指摘です。
ここで詳しく述べるスペースがないのが残念ですが、
もしこの分析結果が正しければ、近い将来、日本にも
大きな危機がおとづれる可能性が高い。
日本は世界一といわれる技術力と経済力をを有するものの、
外交や安全保障のことになると極めてナイーブな発想をする
国民性を持つことも世界各国の知るところとなっているようです。
米中、またロシアなどの厳しいかけひきに挟まれ、
カネと技術をカツアゲもどきにむしり取られるだけ
の国として生きるか、それとも国益をきちんと分析し
主張する国として、その延長線上で、真の世界の幸福に
貢献し、新たな世界の生き方を提言できる国になるのか、
それは私達、国民ひとりひとりの意志にかかっている
と桜井さんは訴えられました。
複雑極まりない国際関係をこの講演会だけで
把握することは、もちろん無理なことでしょう。
しかし、無関心でいて問題ではないはず。
平和を愛する国民のひとりとして、今後もしっかりと
動向から目を離さず勉強していきたいと思った次第です。
桜井よしこさんの「今こそ国益を問え」と題した
の講演会が開かれ、昨年に続きはっちんも
聴講してきました。
柔和で上品な語り口から、問題の核心部を
鋭く付く評論と解説で定評のある桜井さん。
ジャーナリストとしての独自の行動力と豊富な情報網
から分析される具体的な提言には説得力があり、
日本言論界には珍しい、国家戦略としての正論を
述べられる論客です。
講演では六ヶ国会議を完全勝利でおさめた北朝鮮問題から
中国とアメリカの「ステークホルダー」関係の強化、
中国とロシアで設立した「上海協力機構」へのアジア諸国
の参加動向などを分析しながら、変化する国際政治の中で
今の日本が置かれている危険な現状を指摘された。
特に衝撃的だったのは「中国とアメリカの軍事力は
ほぼ互角に戦えるレベルにまで達してきた」という
分析の上から、その軍拡の目的は中国共産党が国家第一目標
に掲げている「第一列島奪還計画」にあるという指摘です。
ここで詳しく述べるスペースがないのが残念ですが、
もしこの分析結果が正しければ、近い将来、日本にも
大きな危機がおとづれる可能性が高い。
日本は世界一といわれる技術力と経済力をを有するものの、
外交や安全保障のことになると極めてナイーブな発想をする
国民性を持つことも世界各国の知るところとなっているようです。
米中、またロシアなどの厳しいかけひきに挟まれ、
カネと技術をカツアゲもどきにむしり取られるだけ
の国として生きるか、それとも国益をきちんと分析し
主張する国として、その延長線上で、真の世界の幸福に
貢献し、新たな世界の生き方を提言できる国になるのか、
それは私達、国民ひとりひとりの意志にかかっている
と桜井さんは訴えられました。
複雑極まりない国際関係をこの講演会だけで
把握することは、もちろん無理なことでしょう。
しかし、無関心でいて問題ではないはず。
平和を愛する国民のひとりとして、今後もしっかりと
動向から目を離さず勉強していきたいと思った次第です。