保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

舟止めにも負ケズ・・・春の開幕・イベント、盛り上がりました!

2010-03-11 23:43:52 | 保津川下り案内
昨日、開催された「保津川下り・春の開幕」行事の楽しみといえば、
いろんな分野のゲストをお呼びして披露していただく催しイベントです。

特に昨日はせっかく半額船がを楽しみにお越し下さったお客様に、運航できなかった分も
楽しんで頂くため、このイベントに全てを賭けます。

今年は5つの演目を用意し、来客の皆さまにご覧いただきました。
そのうち、3つのグループが初出場とあって、私自身もとても楽しみでした。

まずは春の開幕・恒例となった地元保津保育園の園児さんによる太鼓の演奏です。
    
幼児さんとは思えない本格的な演奏に、会場のお客さんもびっくり!
ここまで上手くなるのには、相当な練習したことでしょう。先先の皆さまのお疲れ様でした。

2番手は、こちらも常連さんの「よさこい健美連」のみなさま。
軽快なリズムと華やかな‘よさこいの踊り’は毎年、お客様に好評で、人気のグループです。
会場が一気に明るい雰囲気に包まれました。


続いて、お待たせしました。福田幸志郎率いるトータルパフォーマンス集団「一亀一遊」 火の玉のように見えるファイヤージャグリングが売りの、目下、地元で大人気のグループ。
リーダーの福田さんは、ジャグリングのほか、水晶玉パフォーマンスの名手でもあります 玉がまるで生きているように不思議な動きをします。BGMは私もお気に入りの
氣志団の「One night carnival」だったのには驚きました。もちろん、しっかり「アフォー!」「エンジェル!」の合いの手を入れさせて頂きました。

一亀一遊のパフォーマンスには、打楽器のカホンやジャンベを打ち、演技を盛り上げるのも特長のひとつ。

さあ、ファイヤージャグリングでも最も難易度の高い「口中での火消し」!

炎のあがるバーを口の中に入れいきます。オイオイ、そんなんして大丈夫か~      ゆっくり口の中に!・・・見事!火は白い煙を上げ消えてしまいました。
その瞬間、観客から、驚きの歓声と大きな拍手が沸き起こりました。

続いては京都龍馬の会の爆笑寸劇です。 「龍馬が好き!」という気持ちで集まった演劇集団。寸劇といっても殆どがプロの役者さんたちです。
脚本も演出もしっかりして本格的!コントあり、パロディーあり、その上、殺陣のキレも鋭く、見どころ、笑いところ満載の愉快な劇でした。

真打は亀岡太鼓連合会のみなさまの和太鼓です。亀岡は和太鼓の盛んな地域で、各町内、在所には和太鼓クラブがありますが、
その中の選りすぐりの選抜隊である連合会太鼓。
舟の運航があれば、一番船となる飾り舟に乗り込み、嵐山まで太鼓を打ち鳴らしながら
下さって頂くはずでしたが、舟止めとなったので、会場で演奏してもらいました。
迫力あるバチさばきで奏でる太鼓の響きに、今年一年、保津川下りの安全・繁盛の祈りを込めました。

さあ、今年も保津川下り、がんばって参りましょう!
よろしくご愛顧のほど、お願い申し上げます。