本日は芸森→三越→SONY→スカイホール→さいとう→ivory→クラーク→市民→らいらっく→富士フイルム→kitakara→大通→道新→大丸→紀伊国屋→エッセ→エルプラザの17か所。
吹雪に負けそうになったが、何とかスタート。
■札幌芸術の森美術館「木彫家 藤戸竹喜の世界」。今さら言うまでもないが、素晴らしい展覧会だった。
「樹霊観音像」:私、仏像好きながらバリバリの古典派で、現代の仏像など(割と)目もくれないのだが、これはなかなかの素晴らしい出来だった。展示の雰囲気も良かったが、何だろう、技術以上に何かを感じる。
しかし、それを伝える写真の腕が全くないんだよなあ~。
「熊と鮭」:鮭がえらの部分で宙づりになっているが、一つの木から掘り出しているものらしい。
「日川善次郎像」:ポスターにも使われている「杉村フサ像」ではなく、あえてこちらを。
「砂潜りのカレイ」:海老やカニと合わせて、この彫刻も素晴らしかった。超絶技巧とまではいわないが、ものの本質に迫る感じがする。
「川の恵み」:木目も生かした川の急流の落差とスピード感が感じられる。
作品の写真撮影が可能だったのだが、本来であればあまり写真は掲載せず、なるべく見に行って欲しいと書くところ、会期が終わってしまった。それゆえ、普段よりは少し多めに写真を掲載してみた。
■クラークギャラリー+SHIFT「Wabisabi “Here Man”」。肖像画を加工したデジタルアートの展示。最初の写真はまだ人という感じがする。
次のはどうだろう。もう人をこじらせているというか、何とも言えないものが表現されている。
ギャラリーエッセの「第五回 星槎道都大学合同ゼミ展」も、何点か面白い作品があった。エルプラザを通り抜けて、すすきのへ向かう。