反安倍であれば誰でもいい朝日新聞は石破茂を持ち上げるのに必死だが、そんなことよりも、野党に紛れ込んでいる保守派が出てきて、自民党を揺さぶることの方がはるかに現実的である。代々木の官僚である共産党と結託して、日本を混乱させるだけの野党など、日本には必要がないのである。前原誠司が国民民主党を離れるタイミングを探って、日本維新の会に接近していることの方が注目に値する▼今さら前原が自民党に行くことはできなくても、自らの信念を貫くには、それなりの決断をすべきだろう。このままでは今は亡き恩師の高坂正堯も浮かばれない。高坂は「現実は飛躍しない」との名言を吐いて、観念論の平和主義者を批判したのである。国民民主党の代表である玉木雄一郎は節操がない。立憲民主党と合流しかねない。自分たちが選挙で当選するには、それしか選択肢がないと思っているのだ▼小選挙区のせいで、自民党からは公認されないので、それで他の党から立候補したという政治家が大部分である。そんなことで本当にいいのだろうか。自らの主義に従って行動すべきなのであり、憲法改正を堂々と主張して、自民党に取って代わる保守政党を立ち上げるべきなのである。
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(続)⑯笠井尚氏の会津の本を読む 渡辺正雄の『日本人と近代科学』「第一章武士から科学者へ―山川健次郎―」