草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

蓮舫さんの3位は中国が見捨てたからだ

2024年07月08日 | 東京都知事選挙
 何のことはない。中国は蓮舫さんを見捨てたのである。今回の東京都知事選挙は異例ずくめであった。地方の小さな市の市長をやっただけの石丸伸二さんが小池百合子さんに次いで2位になったのは、自民党の親中派、日本維新の会の一部、さらには親中派企業が全面的に支援したからである。もしかすると、創価学会の一部の票も回った可能性すらある。
 そうでなければ、まともに人と対話ができない石丸さんがあれだけの票を獲得することは無理である。もう少し候補者が普通の人であれば、小池百合子さんも危なかっただろう。
 なぜそんなことになったのか。中国にとっては、蓮舫さんの後ろにいる日本共産党が嫌なのである。これを言うと皆さんビックリすると思う。同じ共産主義を口にする政党が仲が悪いわけはないだろうと。宮本顕治が委員長の時代から、日本共産党は自主独立を叫んできていた。中国にとっては影響力を及ぼせない組織なのである。中国から日本の政治家に金が流れているとしても、それを拒否しているのが唯一日本共産党なのである。
 もし日本が中国の属国になったならば、真っ先に粛清されるのが日本共産党の上層部であり、極左なのである。順番的には保守派はその後である。逆に今の日本の権力者の多くは態度を豹変させるだろう。
 それに危機感を覚えたのがひまそらあかねさんであった。選挙運動はネットしかしなかったにもかかわらず、10万票の大台に乗った。もう少し票を集めてもよかったが、中国のネット工作は必死だったし、親中派マスコミも必死になって、ひまそらさんの存在を否定したのである。
 代々木の官僚に牛耳られたスターリン主義者のカルト政党を、僕が支持するわけはない。しかしながら、中国は「超限戦」をわが国に挑んできており、三国志の世界であるかの国にとっては、そんな権謀術策は日常茶飯事なのである。蓮舫さんの足を引っ張るだけの「蓮舫赤軍」なる騒ぎも、そう考えればすべて納得がいくのである。

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