
このギフチョウはマーキング(生態の調査のため)されています。羽化したばかりの蝶です。飛び回っているのはなかなか撮れない。今回、ギフチョウを網で捕獲する人がいました。標本として売れるらしい。マーキングした蝶は標本として価値がないから売れない。非難の声ごうごうの中で1匹捕獲。取り締まる法律はないらしい。
「何をたべているんかも知らんくせに」男がうそぶいた意味は、どこから飛んできたか分からないという意味らしい。動かない植物は規制できるが、飛び回る蝶は規制できない。絶滅の危機にあるギフチョウ。公衆の面前で網を振り回し追いかける人。愕然とする光景でした。
「何をたべているんかも知らんくせに」男がうそぶいた意味は、どこから飛んできたか分からないという意味らしい。動かない植物は規制できるが、飛び回る蝶は規制できない。絶滅の危機にあるギフチョウ。公衆の面前で網を振り回し追いかける人。愕然とする光景でした。
メディアや何たら保護の会と称する方々は、「採るから減る」の論理を振り回しますが、採っていなくなった所は1カ所もありません。前述した生息地の環境の悪化が最大の原因です。
また、標本が売れるとのことですが、巷の標本屋ではせいぜい1頭2,000円です。採集地に出向く交通費やなんかを考えたらペイしないことは明らかです。(1日に100採って、それを展翅して3ヵ月後にやっと20万。ボクならやりません)産地によって「顔(斑紋等の微妙な違い)」も違いますし、ギフ好きはそれを見分ける眼を持ってますから採集地をごまかすなんてことだってできないんです。
ネットを持ったおじさんが言った「何をたべてる…」は、メディアの言うがままできちんとギフのことも知らないで、情緒的に「きれい!」とか言っていた人たちに、幼虫がどんな形をして何食ってんのかも調べて御覧なさいと言うことであると思います。
いつも見て下さっているんですね。まだまだ勉強不足ですが、これからも頑張りますのでよろしくお願いします!。
ところでギフチョウですが、先日は2頭飛んでいました。折りたたみ式の専用網を持った人がすれ違いざまに「こんちわ」なんて声をかけましたが相手にしたくないので「無視」させてもらいました。ちなみにボクは虫は採りません。カメラに収めて帰れれば十分です。週末は葛城山でカメラと三脚を持ってヨタヨタ歩いています(笑)。前の人のコメントについてですが、ここでは反論は控えますね。*なおひろ*